意外とにぎやか?ハムスターの防音対策を考えよう!

飼いやすいペットとして、子どもから大人まで人気のハムスターですが、人気な理由のひとつに、「めったに鳴かない」というものがあります。

 

ハムスターを飼われたことのない方は知らないかもしりませんが、ハムスターは鳴かないけれど、実は、わりとにぎやかなんです。

 

人間で言うところの生活音ですね。

 

ハムスターは活動的な習性をもっており、たとえばジャンガリアンハムスターだと、野生下では1日に5キロも走るそうです。

 

他の種類のハムスターでも例外でなく、ハムスターの飼育には、ハムスターが自由に走ることのできる、回し車が必要になってきます。

 

また、齧るという習性もあるので、ゲージや、巣箱、水入れなど、様々なものを齧ります。これらの行動も、飼い主さんがストレスを感じる程度の音がすることもあります。

 

(ハムスターがゲージを齧る、ということについては、ストレス行動であったり、ゲージの種類によったりもしますので、ここではいったん置いときます。)

 

また、ハムスターは夜行性のため、だいたいの飼い主さんとは、生活のサイクルが違うので、よけいに音が気になってしまうわけですね。

 

今回は、ハムスターの生活音を少しでも減らす方法を考えていきたいと思います。

 

適切な回し車を選ぶ

初心者用のハムスターのゲージキット(回し車や巣箱、エサ入れなどがセットになった、比較的安価なもので、見た目は子ども受けするようにかわいらしくなってるものが多い)などに付属している回し車は、騒音がひどいと聞きます。

 

筆者宅のハムスターはみんなサイレントホイールという、静音に特化したものを使っているので、回し車でハムスターが走っている、ということだけに関しては、不快に思うほどの音はなりません。

 

ですが、それでも、ゲージに据え置く形で利用していると、ハムスターが回るたびに、ゲージの底面と接触し、ガタガタと音が鳴ったり、反動で、回し車が移動してしまうので、巣箱などに接触して、騒音の原因になったりします。

 

筆者宅のは、ゲージの網のサイズに合わないので据え置いてますが、ゲージの壁面などに取り付けられるものを選ぶのもいいですね。

 

適切な床材選び

ハムスターのゲージにいれてあげる床材ですが、これも、ハムスターのだす様々な生活音を吸収してくれる役割もあります。

 

たとえば、先ほどの回し車の件ですが、ゲージの底面にきちんと床材が敷いてある状態で回し車が回っていないと、回し車とゲージの底面が接触し、騒音になります。

 

一般的な床材である、ウッドチップやパーバーチップのほかに、新聞紙や、キッチンペーパーなども試してみたことがあるのですが、回し車を直接ゲージに置くのであれば、ウッドチップやペーパーチップのほうが防音効果が優れていると思います。

 

ひと昔前であれば、新聞紙をちぎって・・・なんて話もよくありましたが、現代では、新聞のインクがよくない、というような話もありますね。

 

注意すること

飼い主さんが作られるハムスターの遊び道具の材料に段ボールやお菓子の空き箱などを利用されてるものや、コスパのいい簡易的な巣箱として、段ボールをつかった製品なども売っています。

 

段ボールは保温性にも優れ、防音効果もあるように思いますが、ハムスターのゲージのかわりにすることは、不適切です。

 

冒頭でも書きましたが、ハムスターの活動時間の活発さというのは想像以上にすごくて、とにかく、可能であれば、脱走します。脱走しようとします。脱走に対してのエネルギーが半端ないです。

 

筆者宅にはカラーハムスターも1匹いるのですが、元々は水槽で飼っており、カラーハムスターですから、ハムスターの中では大きい種類です。なので水槽の面積も高さも十分なものを用意したつもりでしたが、あらゆる方法を使って脱走してました。

 

ふたをテープでとめて、さらに本で重しをしていても、いつのまにやら、脱走してるなんてこともしょっちゅうあり、金網とプラスチックのものにかえました。

 

水槽ですら、そんな感じです。

 

段ボールなどはすくに齧って穴をあけて脱走してしまうこと間違いなしです。

 

さいごに

木や特殊な素材で手作りされていたり、業者さんに特注されてるような、立派で高価なゲージでは、ハムスターのことをよく考えられているでしょうから、ハムスターの生活音というのは、そこまで気にならないかもしれません。

 

が、一般的に使われているようなものは、土台の部分がプラスチックのものが多いと思います。

 

床材えらびもそうですが、どうしても、回し車の振動などの音が気になる場合は、ゲージを置いている場所とゲージの間に何か防音性のあるマットのようなものを敷いてみたりするのもいいかもしれませんね。

 

筆者宅では、3匹ものハムスターがいますので、それはそれは毎日にぎやかな夜ですが、元気にしてくれてるなーと嬉しく思うことでもあります。

 

ハムスターにとっても飼い主さんにとっても、ストレスが少なく、暮らせる環境がうまく作れるといいですね。

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