うさぎを飼うということ!うさぎの魅力とは!?

うさぎと聞いて、どんなイメージが浮かびますか?

幼稚園や小学校で飼育している動物、または動物園のふれあいコーナーを思い浮かべる人が多いかもしれませんね。

私のうさぎとの出会いは、大学生のとき。(もちろん通っていた小学校にもうさぎはいましたが、飼育委員でなかった私は、当時はあまり深く関わることはなかったので…。)

授業の合間に、近所の河原でのんびりしていたとき。急に、足元にふわふわとした感触が…!

お散歩中のわんちゃんかな?と思い、ふと足元に目をやると、そこにはなんと、ぱっちりおめめで私を見上げる、なんとも愛らしいうさぎの姿…!!

その可愛さのあまりの破壊力に、私は大混乱。

なんでこんなところにうさぎが!?野生!?持って帰って良いかな!?(←おい!笑)

そのとき、よく見ると、そのうさぎには細い首輪のようなものが付いていることに気が付きました。

周りを見渡すと、少し離れたところで、温かい眼差しでうさぎを見守る飼い主さんの姿。

飼い主さんが私に気がつくと、優しい顔で声をかけてくれました。

「よかったら撫でてあげてください。この子、人間が大好きなんですよ。」

絶賛混乱中の私は、慣れない手つきでうさぎの頭をなでなで。

そのとき私は、このふわふわでもふもふで、まるで動くぬいぐるみのような、愛しい生き物に、人生最大の一目惚れをしたのでした。

 

念願叶った!うさぎを家族に迎えることに!!

あの日から、いつかうさぎを飼いたいと思っていたものの、一人暮らしで日中ほとんど仕事で家を空けていた私は、なかなかその夢を叶えることが出来ずにいました。

SNSの浸透からか、そのうち“うさんぽ”という言葉が広まり(私が出会ったうさぎさんのように、ハーネスをつけてうさぎをお散歩させること)、ペットショップにも、うさぎのペレットやおもちゃ、ハーネスなどのグッズが多く並ぶようになっていました。

結婚後、独身時代に比べて自宅で過ごせる時間が増えた私は、様々なご縁に恵まれ、ついに家族にうさぎを迎えられる日がやってきたのです!!

 

衝撃再び!赤ちゃんうさぎの可愛らしさ!!

うさぎの飼育本の購入、ネットでのリサーチ。ケージや給水ボトル、トイレなどなど、うさぎの生活に必要なものはある程度揃えた私。

そしてついにうさぎをお迎えするため、ペットショップへ!

そこで私を待っていたのは、再び雷に打たれたような、ときめきの嵐でした!!

初めて目にする赤ちゃんうさぎは、私の可愛さの想像を、遥かに超えていました。

手のひらに乗ってしまうほどの小さな体。

まだ短い耳。うさぎと言うよりネズミのよう。チンチラにも近いかな。

うるうる・くりくりとした、ぱっちりおめめ。

まんまるのあどけないお顔!(丸顔はネザーランドドワーフという品種の特徴でもあります。この品種は、ピーターラビットでお馴染み。)

そして新たな衝撃だったのが、肉球のない、もふもふの毛に覆われた手足の裏!!

なんて可愛いんだろうと、私の心はときめき過ぎて大忙しでした。

 

初めて抱っこしたときの気持ちは、一生忘れません。

あたたかくて、やわらかくて。

まだ弱々しくも、強く生きようとしているこの命を、私は全身全霊で、一生幸せにしてあげようと誓ったのでした。

 

家族になって改めて知った、うさぎの魅力の数々

うさぎと家族になって、4年という月日が流れました。

しかしこの小さな命は、今でも1日も欠かすことなく、私をときめかせ、癒し、幸せにしてくれています。

この子に対する愛しさは、色あせるどころか、むしろ一緒に時間を重ねる度に日々増していくのです。

それはうさぎに限らず、動物と暮らしている人なら誰もが感じていることかもしれませんね。

他の動物と異なる魅力としては、やはりコミュニケーションの方法でしょうか。

うさぎは声帯を持たないので、基本的に鳴き声などで意思疎通することが出来ません。

そのぶん、うさぎは行動で色々なことを伝えてきます。

「遊ぼう!」「かまって!」という時は鼻でチュンチュンつついてきたり。

嬉しくてテンションアゲアゲな時は、その場で急に大ジャンプを披露してくれたり。

一番うさぎ特有なのは、歯軋りでしょうか。

なでなでされて気持ちいい時などは、“コッコッコ”と歯軋りして、「気持ちい〜い♪」と教えてくれるんですよ!

 

飼いやすさ、お世話のしやすさも魅力

うさぎがお世話のしやすい動物であることは、よく耳にしますよね。

声帯がないので、大きな声で鳴いたりしないし、草食動物であるため臭いもほとんどありません。(自然界では臭いが強いと、天敵に簡単に見つかって捕食されてしまいますからね。)

ほとんどの子がトイレを覚えてくれるので、ケージの中も比較的清潔!

毎日外にお散歩に連れて行く必要はなく、1日だいたい1〜2時間、お部屋の中で自由に走らせてあげる時間を作ってあげればOK!(通称、部屋んぽ)

お出掛けが好きな子なら、私が最初に出会ったうさぎさんのように、たまにうさんぽに連れていってあげると喜びます。

最近は可愛いハーネスもたくさん売っていますから、きっと飼い主さんもワクワクしちゃいますよ。

 

ひとつ心に留めておいて欲しい、うさぎの習性

確かにうさぎは、比較的お世話がしやすい動物です。

しかし、どうしても、必ず心に留めておいて欲しいことがあります。

それは、うさぎは草食動物だということです。

なぜ草食動物だということを忘れないで欲しいのか?

それは身体の作りや習性が、犬や猫をはじめとする他の動物と大きく異なるからです。

例えば体調が悪い時、うさぎは基本的に、それを隠します。

なぜか?自然界では弱っていれば捕食されてしまうからです。

私たちが見てうさぎが明らかに体調不良であるとわかるとき、それは自分の体調が悪いことを隠せないくらい、悪化してしまっていることが多いです。

それゆえ、うさぎの体調不良は、様子を見ていてはいけません。

具合が悪そうなら、すぐに動物病院へ連れていきましょう!

そして、病院選びも注意。

うさぎを診られる先生かどうか、事前に確認しましょう。

ペットとしてのうさぎの生態は、まだまだ世の中に浸透しきっていません。

草食動物であるうさぎは、犬や猫と身体の仕組みが異なるので、治療方法や扱い方が異なるのです。

お迎えしたら、うさぎも大事な家族ですから、責任を持って守ってあげてくださいね。

 

まとめ

うさぎの魅力は、ここでは書き切れないくらい満載です。

お迎えした時、一生幸せにすることを誓った私ですが、毎日幸せにしてもらっているのは、むしろ私の方です…。

見た目の可愛らしさはもちろんですが、うさぎも人間のように、ひとりひとり性格がありますし、それぞれの魅力はまた違ってきます。

我が家のうさちゃんは、臆病で、神経質なところがありますが、優しくて、明るいおてんば娘!!

一緒に過ごす時間を重ねるたびに、意思疎通もより深くできるようになりますし、これからもまだまだキュンキュンさせてくれることでしょう。

これからうさぎを家族にお迎えする方、しっかり責任を持って、幸せにしてあげてくださいね。

きっとうさぎさんたちは、何百倍もの幸せを返してくれますよ!!

 

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