可愛いうさぎの感情表現!うさぎの嬉しい時の仕草とは?

例えばわんちゃんなら、尻尾をブンブン振ったり。

例えば猫ちゃんなら、喉をゴロゴロ鳴らしてみたり。

その動物特有の、嬉しい時の仕草ってありますよね。

ではうさぎはどうなのでしょう?

私も実際にうさぎを家族に迎えるまでは、うさぎってどちらかというと無表情で、あまり感情表現をする生き物ではないのかと思っていました。

でも本当は、うさぎって思いっきり喜んでくれるし、思いっきり楽しんでくれるし、そして思いっきり抗議してくるし(笑)、とっても感情表現豊かな生き物なんです!

今回はそんなうさぎの感情表現、特に嬉しい時の仕草についてお話しいたします!

 

うさぎの嬉しい時ってどんな時?

まず、うさぎが嬉しい時ってどんな時なのでしょう。

我が家のうさぎさん(ネザーランドドワーフ ♀)の場合、1番嬉しそうなのは、やっぱりおやつの時間!

部屋んぽ(1日に数時間、うさぎをケージから出して部屋で遊ばせてあげること)の時間!

そして、家族が帰って来た瞬間!!

食べる時、遊ぶ時、家族が帰って来た時、などなど…うさぎさんが喜んでくれる瞬間って、実は私たちとあまり変わりません。

感情表現の方法が、他の動物と少し異なるだけなのです。

 

うさぎの嬉しい時の仕草は足ダン?

うさぎが嬉しい時、またはご機嫌な時のうさぎの仕草に、足ダンを思い浮かべる方も多いかもしれないですね。

某海外の有名なアニメ映画で、うさぎがノリノリで足をダンダンしている姿が描かれていますから、そのイメージが強いのかもしれません。

しかし、それは大きな間違い!!

実際にうさぎが足ダンをする時って、実は怒っている時や、不満を訴える時、危険を感じている時なのです。

そのルーツは、自然界のうさぎの習性にあります。

自然界でうさぎは、捕食される側の生き物です。

天敵から逃げたり隠れたりしなければならないため、声帯を持ちません。

鳴き声を出してしまうと、天敵に見つかるリスクが高まるからです。

では、例えば天敵が近くにいることを感知した時、うさぎはその危険をどのように仲間に伝えるのでしょう。

その術こそが、足ダンなのです。

ダン!!と地面を強く叩き、振動させることで、仲間に危険を知らせ、瞬時に逃げるのです。

それが人間と暮らすうさぎの遺伝子にも、習性として色濃く残っているのでしょう。

我が家のうさぎさんは、まだ家族にお迎えしたばかりの頃、聴き慣れない大きな音がした時などに、足ダンをしていました。

うさぎの足ダンは、その小さな体からは想像し難いぐらいの迫力があるので、初めて聞いた時には、私も結構驚きました。

とはいえ、人間と暮らす上で、うさぎさんが危険を感じることなどそうそうありません。

すっかり我が家に馴染んだ現在、我が家のうさぎさんが足ダンを披露するのは、だいたい不満がある時です。(笑)

いつか部屋んぽ中に、主人と揃ってスマホに夢中になってしまっていたことがあるのですが、その時急に『ドッドッ!!』という大きな音が。

聴き慣れない大きな音に驚いて顔を上げたところ、誰も構ってくれないことに不満を感じたうさぎさんが、足ダンをしながら私たちを見つめていたのでした。(笑)

 

うさぎが嬉しい時に見せる真の仕草とは

うさぎさんが嬉しい時に見せる真の仕草、それは“大ジャンプ”と“頭ブンブン”です!!

家族として一緒に暮らしてみないと、なかなか目にする機会がないかもしれませんね。

まず大ジャンプは、その場で急に、かなりの高さのジャンプをします!

我が家のうさぎさんは、おやつを出した時や、部屋んぽ中に私が1度部屋を出て戻って来た時などにこの大ジャンプを披露してくれます。

うさぎは普段からぴょんぴょん跳ねて走ったりしていますが、その比にならないくらい高いジャンプを急にその場でしたら、喜んでいる・テンションが上がって楽しんでいると思っていいでしょう。

(ただし、まれにすごく驚いた時にも大ジャンプすることがあるので注意。)

次に、頭ブンブン。

これは走りながら披露してくれることが多いです。

我が家のうさぎさんは、待ちに待った部屋んぽの時間、ケージのドアが開き、外に出た瞬間、よく頭をブンブンをしながら走り出します。

すごく嬉しい時には、大ジャンプをしながら頭ブンブンしている時もありますよ。

ただ、我が家のうさぎさんのように、少しおデブさんになってくると、披露してくれることが少なくなって来ます。

人間同様、体が重くなると、動きも鈍くなるのでしょう。

いつまでも元気でいて欲しいから、一緒にダイエット頑張ろうね!!(笑)

 

 

まとめ

どんな仕草や行動でも言えることですが、うさぎさんが色々な感情表現を見せてくれるのは、うさぎさんが心を許してくれてこそだと私は思っています。

実際、家族にお迎えしたばかりの頃に比べて、月日を重ねるごとに、見せてくれる仕草や行動が増えました。

それはうさぎさんが、“ここは安全だ”、“この人たちは味方だ”と感じてくれているからだと思うのです。

人間も、心を許した人にしか見せられない表情ってありますよね。

自然界では捕食される側であるうさぎさんは、他の動物に比べ、最初は臆病で、シャイな子が多いかもしれません。

しかし私たちが、うさぎさんの気持ちに寄り添い、歩み寄れば、必ず打ち解けることができます。

見せてくれる行動が増えるたび、だんだん心を許してくれているのが伝わって、私はとても愛おしく感じます。

そして何より大事なのは、私たち人間が、うさぎが伝えたいことを受け取ろうとする気持ちを持つことや、心を通わせる努力を怠らないことです。

最初はなかなかわからないかもしれませんが、きっと少しずつ、言葉がなくてもうさぎさんと会話ができるようになりますよ。

 

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