柴犬にシャンプーは必要なのか?いつからしていいの?

賢く勇敢な性格で、独立心があり、我慢強い反面、頑固なところもある柴犬は、

猟犬や番犬として活躍していた歴史があり、

見知らぬ人間に対しては警戒心から吠えることもあり、吠え癖などの必要があるものの、飼い主さんにはとても従順で、番犬として優秀な犬種です。

 

運動が好きな犬種でもあるため、朝と夕方の2回、散歩に連れて行ってあげるのが理想とされており、運動のためだけではなく、

社会性を身につけるためにも子犬のうちから外の刺激に触れさせて臆病で神経質に育たないようにしてあげるのが良いそうです。

 

柴犬は、屋内でも屋外でも飼うことができますが、

柴犬はダブルコートであり、春と秋に換毛期があります。

そのうえ短毛のため、抜け毛の多い犬種でもあります。

 

今回はそんな柴犬のシャンプーの必要性について調べていきたいと思います。

 

犬のシャンプーが必要な理由

犬の肌は人間よりもデリケートなこともあり、

ノミやダニなどのアレルゲンの影響を受けやすく、それらのアレルゲンの除去、

余分な皮脂の除去により、皮膚病などのリスクを下げます。

 

また、屋外に散歩に出るため、どれだけ足を拭いたりなどのケアをしていても、

取り切れないホコリや雑菌などの汚れがついたままで残ることもあります。

 

匂いの原因にもなりますので、清潔さの維持でもあります。

 

散歩から帰ったあとのケアも、可能な範囲で、足を水またはシャンプーで洗ってあげることが理想だそうです。

 

健康な柴犬のシャンプーの頻度

室内飼いでも屋外で飼っている場合でも、2週間に1度はシャンプーをしてあげる必要があるようですが、

柴犬のような短毛のうえ匂いが比較的少ない犬種だそうで、月に1度のシャンプーで良いそうです。

 

柴犬のシャンプーはいつからする?

だいたいの犬種において、初めてのシャンプーは、

ワクチンの接種を済ませた、3ヵ月~4ヵ月頃が目安とされており、ワクチンを打ってから3日~1週間ほどの期間をあけてあげてください。

 

ワクチンの接種をしていない子犬であると、免疫力や体力が低い無防備な状態であるため、

風邪をひいてしまう、体調をくずしてしまう、などの可能性があります。

 

また、骨格がしっかりしてきてることも確認してあげてくださいね。

 

そしてシャンプーを行う際は、個体が健康であることが前提です。

体調の悪い状態で行うと、悪化する可能性があるのはもちろんのこと、シャンプーがトラウマになってしまう可能性もあります。

 

柴犬のシャンプーの仕方

①ブラッシング

ブラッシングで抜け毛をとっておくことにより、洗いやすくなります。また、ドライヤーの時間も短縮でき、乾かしやすくなります。

 

②全身をぬらす

ぬるま湯(35~37度くらい)で全身をぬらしてあげます。

シャワーの場合は水圧を弱めにして、なるべく地肌に近づけるようにして、背中からおしりにかけて体を濡らしていき、足、頭、顔、の順番で濡らしていきます。

顔や頭を濡らすときは、耳の中に水分が入らないように気を付けましょう。

 

③汚れを落とす

泡立てておいたシャンプーを毛になじませるように優しく洗っていきます。

まんべんなく、地肌をマッサージするような感じで、全体的に汚れをおとしていきます。あくまでソフトに、がコツだそうです。

 

④仕上げ洗い

③のシャンプーを丁寧に流したら、もう一度シャンプーを泡立てて、細かいところを洗っていきます。

耳の裏、脇、内股、指の間などを丹念に洗い、シャンプーをしっかり流します。

 

⑤トリートメント

毛の艶や皮膚の健康を保つためにトリートメントもしてあげます。

この際トリートメントは、直接つけるのではなく、お湯で薄めて少しづつかけていくか、スポンジなどで毛になじませてあげます。

 

⑥洗い流す

皮膚や毛にシャンプーやトリートメントが残らないようにしっかりすすいでください。

頭まわりや顔などから全身へ優しく流してください。

②の手順と同じく、シャワーの水圧や、耳の中に水分がはいらないように気をつけてください。

 

⑦乾かす

まずはタオルドライをします。

タオルなどで個体の全身を拭いていき、だいたいの水分がとれたら、スリッカーブラシでブラッシングをしながらドライヤーで乾かしていきます。

 

この際、毛の根本にも風を当たるようにしながら、

なおかつ、ドライヤーと地肌までの距離を20~30㎝ほど離してあげてください。

あまりドライヤーとの距離が近いと、ヤケドの原因や皮膚トラブルになる可能性があります。

 

順番としては、お腹や背中などの内臓から近い部分を先に乾かしてあげると、冷えを防げるそうです。

 

ドライヤーがニガテな個体では、ドライヤーの設定を、弱いにしたり、冷風にしてみる、などの工夫をするか、犬用のドライヤーの購入を検討してみてください。

 

さいごに

抜け毛の多い柴犬にとってはブラッシングも大事ですが、定期的なシャンプーも健康を維持するために大事なケアといえます。

 

また、飼い主さんでは手に負えない場合は、トリミングサロンにお願いしてみるのも、飼い主さんと愛犬、お互いのストレス軽減になるかと思います。

 

柴犬の場合ですと、シャンプーだけであれば、5000円前後の金額設定になってるサロンが多いようです。

 

以上、柴犬のシャンプーについてでした。

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