猫が喧嘩!?原因と対処法とは!

いつも聞かないような鳴き声を出したと思って見に行ってみれば、激しい喧嘩をしていた!なんてことありますよね。

普段ごろごろとしている猫も、嫌なことがあると喧嘩に発展してしまいます。
今回は喧嘩をする原因と喧嘩の止め方を紹介いたします。

 

猫の喧嘩の原因は?

猫同士の喧嘩の理由は結構単純なものが多いです。
その喧嘩の理由を挙げていこうと思います。

 

縄張りに侵入されたから

「猫は家に付く」といわれているように、縄張り意識が非常に強い生き物。
人間もいきなり家に知らない人が無断で入ってきたら通報ものですよね。それと同じです。
猫は同じ家に住んでいてもその家の中で縄張りを作ってしまいます。
それをうっかり自分以外の猫が入ってきたので追い返そうとしているのです。
また、逆のパターンでここが気に入ったからお前が出ていけ!と追い出そうとしていることもあります。

 

じゃれあいから喧嘩に発展してしまった。

このタイプの喧嘩は多頭飼いをしている家ではよくあるのではないでしょうか。
仲よく遊んでいたら気分が高揚してしまって、じゃれあいが激しくなり、なぜか喧嘩をしてしまっている。
多分なのですが、仲よく遊んでいる間にうっかり爪がでて引っ掻いちゃったり、うっかり相手の触ってほしくない部分を触ってしまって喧嘩になったとかだと私は推測しています。

 

不機嫌な時にちょっかいを出されたから

成猫と子猫を飼っていたらよく見る光景ですね。
まったくその気じゃないのに「あそんで!」と構って攻撃。
子猫だと噛む強さ。爪を出さずに遊ぶ手段がわからず、思い切り成猫に噛みつく、または引っ掻くという行動をします。
それに成猫が怒り、喧嘩に発展することがあります。

 

ストレスから喧嘩になる

家猫でしたら外が怖いと感じるようになり、家からでなくなります。
すると、運動をする機会もぐんとへり、ストレスがどんどんと蓄積されるようになってしまいます。
そのストレスを喧嘩で発散することも珍しくありません。

 

猫の喧嘩を事前に防ぐ方法

原因が分かってしまったらそれを防ぐ努力をすれば、猫同士の喧嘩をする回数はかなり少なくなります。

実際に私が試みた方法を記載しますので、是非ご参考にどうぞ。

 

新たに猫を迎え入れるときは新しい子をゲージに入れて対面させる。

これは結構有名な方法です。
先ほども記載した通り、猫は縄張り意識がとても強い生き物です。

家の中すべてが自分の縄張りと思っているところに、ポンッと新顔の猫が当然のように居座っていたらそれはもう大激怒。

そうはならない為に、まずは新しいく迎え入れる猫に慣れてもらわないといけません。

暫くゲージに新しい子を入れて、先住猫が慣れてからゲージから出しましょう。
勿論、先住猫が威嚇をしたら再びゲージ生活をさせてあげてください。

もちろんこれは新しい猫を先住猫から守る役割も果たしております。

 

釣り下げ式のおもちゃを何か所かに設置する。

これは結構効果的だなと思った方法です。

じゃれあっている時にそのおもちゃがゆらゆらと揺れていたらじゃれあいなんてそっちのけでそのおもちゃに仲よく飛び掛かっていきます。
音が出るものだとなおのこと効果的です。

 

1日に30分程度遊んであげる。

この方法はとてもお勧めです。
なぜなら子猫は大体遊び疲れると寝てしまい、成猫に構って攻撃をする頻度がぐんと減ります。

しかも成猫にとっても体を動かすという行為=ストレス解消にもなりますので、一隻2兆。
飼い主の負担を減らしたいのなら、自動で動く猫のおもちゃなどがよいでしょう。
ただし、誤飲の恐れがありますので、しっかりと目の届くところで遊ばせてください。

 

去勢、避妊手術を受ける。

愛猫の体にメスを入れるというのは飼い主さんにとってとてもつらいことです。

しかし、去勢・避妊手術を受けることによって縄張り争いは減ります。

発情期で機嫌が悪い。ストレスがたまる他に、去勢・避妊手術前の猫たちは縄張りをとても気にする傾向があるからです。(マーキング・スプレー行為等)

去勢・避妊手術をすることによって縄張り意識の低下、攻撃性の低下を見込めます。

 

対策はしたけど、いざ喧嘩が始まってしまったら?

上記対策をしたのはいいものの、ちょうどその時の猫の機嫌が悪く、激しい喧嘩に発展してしまった!

そんな時は大きな音を出すことをお勧めします。

怪我をしてしまいますので、絶対に手は出さないでください。

重たいものを床に落とす。大きな声を出す。なんでも大丈夫です。

猫は耳がとてもいいので、とりあえず大きな音を出せば、いくら喧嘩に熱中していようが一旦喧嘩の手を止めます。

その時にできた隙を見計らっておもちゃで思いっきり遊んでみてください。喧嘩をしていたことなんて忘れてしまいます。

 

もしもの時のためにできること。

買い物に家事。仕事に育児と、24時間猫たちを見ていれるわけではありません。
もし、飼い主がいないときに喧嘩を始めてしまったときのために、2つほど準備をしておくと大事にならなくて済みます。

1 爪を切る
これは本当に大事です。
猫が本気で喧嘩をするとなると、平気で相手の急所を狙ってきます。
爪を切ることによって酷い怪我を防ぐ効果が見込めますので、必ず切りましょう。
ちなみに私の猫は爪を切られるのが大嫌いですごく暴れるので、病院で切ってもらってます。

2 隠れる場所をたくさん作る
喧嘩ということは止めない限り必ず勝者と敗者がでます。
「ちょっと分が悪い」と思ったら逃げるのが猫です。そして「勝機あり!」と思ったら追い打ちをかけるのも猫です。
負けてしまった猫が逃げる場所、または隠れる場所を作ってあげると負けた猫が嬉しがります。

 

まとめ

・猫の喧嘩の原因は
縄張り意識からの喧嘩
じゃれあいがエスカレートしてからの喧嘩
ちょうど虫の居所が悪かったために起きた喧嘩
ストレス発散のための喧嘩

・対策
新しい猫を迎え入れるときは必ずゲージ
ゆらゆら揺れるおもちゃを大量に設置
1日30分遊ぶ
去勢・避妊手術を受けさせる。

・見ていないときに喧嘩が始まってしまった場合の対策
爪を切る
隠れ家を作る

うちにいる猫ちゃんたちはとても内気であまり喧嘩をしません。
喧嘩をしたとしても、片方が逃げれば追いかけることもないので、とても楽をさせてもらっています。
(普段たくさん遊んでいるおかげかもしれませんが)

おもちゃはとても大事なので、多めに買ってくると喧嘩が減るかもしれませんね。
けりぐるみはとてもお勧めです。

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