猫を預ける時に気を付けたい注意点!簡単に預けて大丈夫?

仕事や旅行で家を空けることになった場合、あなたは猫ちゃんを連れて行きますか?

大抵は、お家でお留守番か預けることになりますよね。

 

留守番にしても預けるにしても、そんな状況となった時、注意することや必要なことはいっぱいあります。

猫を預けるのは、赤ちゃんを預けるのと同じなんです!

細心の注意を払う必要があり、出来れば避けたいこと。

 

そんなに大変なことなの?と思った方は、これから注意点をお話しさせて頂きますので、ぜひ最後までお付き合いください。

猫を預ける前に知っておくこと

 

まずは、猫を預ける前に知っておきたいことがあります。

それは「ストレス」です。

 

個々の性格などで異なりますが、大抵はストレスに弱いので一番気を付けたいこと。

高齢となると尚更です。

 

大きなストレスが掛かると最悪の場合、病気にかかってしまいます。

出来れば避けてあげたいことですよね。

 

特に猫は、いつもと違う環境に大きなストレスを感じます。

知り合いの家に預ける、ペットホテルに預ける、病院に預けるなどは勿論のこと、自分の家に居ても「いつもと違う」と感じることでストレスになってしまくらいです。

 

「いつもと違う環境」⇒「違うことは嫌だ」⇒「回避したいが出来ない」⇒「不安になる」⇒「ストレスが溜まる」という感じです。

 

引っ越しなどで一時的にストレスを感じても、飼い主さんが不安を取り除いてあげることでストレスは和らぎます。

この「不安」を取り除いてあげることが大事なんです。

 

それでは、猫の不安を和らげてあげる「猫の預け方」はあるのでしょうか?

 

猫の預け方について

 

実は私も仕事で四日間、うちの猫を預けなければならない状況になったことがありました。

本当は一週間という話をなんとか縮めて四日間にしましたが、「四日間も会えないなんて…仕事変えようかな」と思ったくらい、とても長く感じられました。

 

そこで得た事をご紹介したいと思いますので、ご参考になれれば幸いです。

 

ストレスを軽減させて猫を預ける最も良い方法は「信頼できる人に預ける」ことです。

 

預けると言っても、出来れば環境を変えない方が良いので、家に来て面倒を見てもらうのがベスト。

一日に一回か二回、ご飯やお水、トイレなどのお世話をして貰うのが良い方法です。

泊りがけで見てもらえるなら、その方が良いですが、どうしても泊りがけでお世話しなきゃ!て訳でもないです。

 

いつも遊びに来ていて馴れている人が居るなら、そういう人に頼むのが一番良い選択でしょう。

預けられる人が居ないという場合は、ペットシッターに頼むことを考えましょう。

 

もしも知人に預けることになった場合、注意点がいくつかあるので挙げておきます。

これは知人だけではなく、ペットシッターさんに頼んだ時も必要です。

 

猫のことを詳しく説明する

まず、預ける人にあなたの猫ちゃんのことを詳しく教えてあげましょう。

 

①「ご飯について」

いつもどんなご飯をどの程度食べているのか、ストックはどこにあるか、与えてはいけない食べ物等を詳しく説明します。

おやつをあげている場合もちゃんと説明しましょう。

そして、お水も必ずたくさん用意してもらい、毎日替えるように頼みましょう。

 

②「トイレについて」

きれい好きな子であれば、少しでも汚れているとトイレをしない子もいます。

そういったトイレに関する特徴があるなら、その説明や砂の処理方法などを教えてあげましょう。

③「猫の特徴について」

お外に出たがる、寂しがり屋さん等、猫の性格や特徴などが分かれば預かる人も猫の特徴に合わせて注意すべきところが見えてきます。

どんなオモチャで遊ぶのが好きか、など伝えておくのもいいですね。

 

④「病歴などがあった場合について」

病気によっては、余計なものを食べさせられない場合があるので、ちゃんと説明してあげてください。

もし、急に具合が悪くなった場合に備えて、掛かり付けの病院を教えておきましょう。

 

 

以上、ちょっとだけ過剰かな?てくらいの説明をするのがポイントです。

メモなどに書いて渡すと良いかもしれませんね。

 

預けている間、コミュニケーションを取るのも大事です。

やり過ぎない程度にメールなどで近況を報告してくれるように頼むのも良いです。

 

預けられた人に安心してもらうことも重要なので、何かあった時にすぐ対応するから!という姿勢が大切なことです。

 

預ける際の交渉をする

 

知人に頼む場合、交渉は最初にしておきましょう。

 

留守の間に消費するご飯などは余分に用意しておくのが前提です。

余計にかかった分は後で支払うので、最初の交渉には含みません。

 

まず、「交通費」は聞いておいて、「お世話代」に関してはこちらから提示しましょう。

 

大体の目安ですが、「お世話代」はペットホテルに預ける金額の半分ほど+昼食費くらいで良いかと思います。

一日二回見てくれるなら、夕食代も考慮しましょう。

 

預かって頂いたお礼としては、現金ではなく「クオカードや商品券+菓子折り」を贈りましょう。

現金だと受け取る側が躊躇する場合があるので、スムーズにお礼が出来る方法です。

家族であったり、とても仲良しな間柄であれば「現金の方がいい?」と聞いてしまっても良かもしれません。

 

これが実際に私が猫を預ける時にしたことです。

預ける人の負担になっては絶対にいけないので、細心の注意を払って預かってもらいましょう。

一番大事なのは、猫にも預ける人にも「感謝すること」だと思います。

 

第一に、猫の「不安を無くしてあげる」ことをよく考えて預けたいところです。

 

 

自宅で見てもらえない時

何らかの事情で自宅で見てもらうことが出来ない場合は、知人宅に預けるかペットホテルに預けるか病院に預けるか、の選択となりますよね。

 

最近のペットホテルは、猫にも配慮してくれて獣医さんがいるところもありますが、ハッキリ言ってペットホテルは猫にストレスを与えたくて預けるようなもんです。

知らない場所、知らない人、知らない他の猫、聞いたことない音、夜中真っ暗になる不安など、ストレスの宝庫みたいな場所です。

 

メリットは専門家がお世話してくれることと、長期にわたって預けられること。

デメリットは最大の難関でもある「ストレスが溜まること」、あとは料金です。

 

「ペットホテルに預けて性格が変わった」という猫もいますし、最悪の場合「ストレスによる病気」が懸念されるので、出来れば避けたいところです。

 

知人宅に預ける場合も、ストレスが掛からないように配慮しましょう。

例えば、いつも使っていて馴れた匂いが付いているもの(バスタオル、毛布など)を持って行くとか、いつも使っているオモチャを持っていくとか。

環境が変わっても、猫が落ち着ける物を持参しましょう。

 

そして、知人宅に預ける際のお礼は、自宅で見てもらうお礼よりも多めに用意したいところ。

場所を提供してもらってるので、ペットホテル並みの金額は必要かもしれません。

猫が知人宅にキズをつけた、スプレーして匂いが付いた、吐いて床やソファーを汚した、などのトラブルもあり得るので、そこも考慮しましょう。

 

猫を預けても、個々の性格によっては全然平気な子もいますが、なるべくストレスを避けるように考慮し、預ける人の気持ちになって考えるのが飼い主の責任でもありますね。

 

結論とまとめ部分

猫を預けることは、猫にとっても飼い主にとっても、そして預かる人にとっても大変なことです。

出来れば避けたいことでもあります。

 

何より、猫に不安を与えては可哀想ですし、ストレスが最大の難関でもあります。

いろんなリスクも伴ってしまい、簡単なことではありません。

 

出来れば自宅で、知人かペットシッターに頼むことが良い方法です。

 

一番良いのは留守にしないことか、留守にする期間を二日か三日程度にすることですが、今回は預けなければならない状況になった場合、私の実体験を参考に最低限知っておきたいことを紹介させて頂きました。

 

長々とお付き合い頂きましてありがとうございました。

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