金魚の単独飼いってできるの?1匹だけ飼う場合の注意点など
金魚をこれから飼う人も、飼いたいなー、飼わざるをえないなー(お祭りなんかで子どもちゃんがすくっちゃいますもんね)、なんて方も夏に向けてどんどん増えてくることと思います。
金魚の水槽と思い浮かべたときに、複数飼いしてるものを思い浮かべるかたが圧倒的に多いのではないでしょうか。
金魚すくいの金魚だけではなく、他の観賞魚も複数で飼っている水槽が多いですよね。
ペットショップなんかでも、小型の金魚はたいてい同じ水槽にはいっていて、それらの光景を目にする機会が多いと思います。
今回は、そういった、金魚の複数飼いではなく、単独で飼う場合のコツや、飼い方、注意点などを調べていきたいと思います。
金魚鉢での金魚飼育
金魚鉢に金魚が泳いでる姿を見たことのある方も多いと思うのですが、あれって、きっと世話が大変ですよね。
サイズが小さい分、水質の悪化が問題になりやすく、こまめな水替えが必須、といったところでしょうか?
たしかに、金魚鉢での金魚の飼育は、コンパクトで見た目も美しく、涼し気ですし、風情のあるものです。
金魚鉢での飼育を推奨している専門家の方の記事もありますので、金魚鉢での飼育はわるい、というわけではないとは思います。
単独飼育に向いてる金魚
水槽で飼う生き物の中で、単独で飼育するほうがよい、とされている種類はいくつもありますが、金魚も種類によっては、単独で飼うのがいいとされるものもあります。
・ピンポパール(小型)
・水泡眼(15㎝ほど)
といった、泳ぎがそれほど得意でない種類の金魚が、和金(我々がおそらく一番目にする機会の多い金魚)などの、泳ぐことが得意な種類と一緒の水槽で飼育してしまうと・・・
エサをガッチリもってかれます。エサまでたどりつくことが難しいのですから、ピンポちゃんたちは食べそびれることが多くなります。
また、
・出目金(目が傷つきやすい)
・極端に大きさの違う個体(和金同士であっても)
なども、ケンカなどで目のケガを防ぐためであったり、イジメられるのを避けるために、あまり集団で飼わないほうがいいといわれています。
単独飼育の飼い方
複数飼育だから気をつけること、というのはあっても、単独だからこそ気をつけること、ということのほうが、圧倒的に少なく、病気などになった際にも対処しやすいと思います。
始めから1匹を飼おうとされている場合でも同じく、水槽の水作りなどから始め、とにかく、環境の変化をなるべく少なく、ストレスを与えないように水槽にうつすことを第一に考えてあげてください。
初心者用の飼育の方法は、ネットにもたくさんありますし、ただ、かたよった情報も多いので、どれが自分の飼い方に合ってるか、どうしたいか、によって、飼育に使う器具などを選んでいただければいいと思います。
水槽の大きさ
これから飼育されようとしている金魚の大きさによります。
金魚にとって快適に、ということであれば、ゆとりのある大きさの水槽を選んであげるのがいいでしょうが、金魚をあまり大きくしたくない、などの理由がある場合にも、用意する水槽の大きさというのはかわってきます。
しかし、金魚というのは水質の悪化にも弱く、水槽が小さければ小さいほど、掃除の手間などもかかってくるので、単独で飼うにしろ、あまり小さい金魚鉢で、というのは、初心者さんは避けたほうがいいかもしれませんね。
さいごに。注意点など。
金魚を飼う際の注意点ですが、今まで書いてきたことの繰り返しになる部分もありますが、金魚は、単独で飼っていても大きくなりますし、エサの量が多すぎるとすぐに水質も悪化しますし、それがたいてい、病気につながります。
様子がおかしいなーと思われたときには、あてはまる症状を調べて対処してあげてくださいね。
・水面でパクパクしてる
酸素が足りてないことが多いです。水質を綺麗にたもつためのバクテリアですが、バクテリアも酸素を消費します。
・背びれが欠けてたり、水底に沈んでいたりする
これも病気である可能性が高い症状のひとつです。横むいてたりするとさらに危険度があがります。すぐに調べてあげてくださいね。