金魚の寝る時間は?そもそも金魚は寝るの??

夏といえば金魚。日本の夏に金魚はかかせません。

 

金魚を飼ったことがある方も多いと思いますが、金魚が寝る、ということをご存じの方はどのくらいおられるでしょうか。

 

この記事では、金魚の寝る時間や、いったいどのような姿勢で寝るのか、について調べていきたいと思います。

 

金魚も寝る

すべての生き物にとって睡眠は必要不可欠です。睡眠とは生き物にとっての「休憩」だからですね。必要な睡眠時間の違いはあれど、睡眠をとらない、とらずに生きていける生き物は今のところいないのだそうです。

 

金魚も例外ではなく、きちんと寝ています。

 

金魚の寝る時間

では金魚はいつ寝ているのか。どれくらい寝るのか。

 

・人間のように夜間から朝にかけて6~10時間ほど寝る

・昼夜問わず短い時間の睡眠を1日に数回とり、その合計が2~3時間ほど

 

金魚の睡眠時間について書かれているものは、たいていこのどちらかでした。

 

専門的に書かれている記事では、20~30分程度の睡眠を1日に何度かとり、その合計が2~3時間になりますよ、というものが多く、飼い主さんが自宅の金魚について書かれているような記事では、夜間~朝にかけて長時間(6~10時間)寝ているようだ、というお話が書かれてることが多かったです。

 

金魚はまぶたもありませんし、特筆するような睡眠時の特徴というものがありませんので、寝ているかどうかの判断はおそらくむずかしいでしょう。

 

長時間寝る、という説も、デタラメというわけではなく、回遊魚ではないので、泳がずにじっとしれいれば寝てるのかなー、というような感じじゃないでしょうか。

 

実際どちらなのか、筆者には正直わかりませんが、金魚ではなく、魚、といジャンルにわけて考えてみると、おそらく被食者(食べられてしまうほう)になるであろう金魚が、短いサイクルの睡眠を繰り返している、という説が理屈として正しい気もしますし、

人間に養殖、飼育されている金魚なので、安全な環境や人間の生活に合わせて睡眠時間も長くなった、という説もアリな気がします。

 

また、金魚の睡眠について書かれている記事によっては、金魚が睡眠をとるための条件として、明るさや音に影響する(金魚の睡眠条件を整えるために電気や音の調整が必要など)とされているものもあります。

 

これは金魚が睡眠をとるための条件というか、金魚にストレスを与えないようにしましょう、という話ですね。

 

水槽に振動が伝わりやすかったり、頻繁に電気を点けたり消したりする場所に水槽があると、金魚にとってのストレスになります。

 

ただ、ストレス状態の金魚も、水槽の底でじっとしていたり、寝ているのと見分けがつかない可能性があります。

 

金魚はどんな姿勢で寝るのか

金魚の寝る姿勢についても色々な意見がありました。

 

・水中をゆらゆらと浮遊している

・水槽の底のほうでじっとしている

・水草やオブジェの陰などでじっとしている

 

などなど。

 

回遊魚ではないので、泳ぎながら寝るということはないので、泳いでいなければ、寝ているのではないかなーということではないでしょうか。

 

注意すること

金魚は病気などの体調不良時や、水温が低すぎるときにも、泳がずにじっとしていることがあります。

 

エサをあげたときの反応や、背びれの様子が正常かどうか、水温が適温かどうかのチェックをするようにしましょう。

 

また、人間の睡眠時や休憩時とは違い、横を向いて・横になってじっとしていたり、沈んでいるのは、「異常」です。

その場合は病気の可能性が高いので、金魚の病気や症状などを調べて、対処してあげてください。

 

さいごに

金魚の睡眠について調べてきましたが、いかがでしたでしょうか。

 

筆者宅で飼っていた金魚はおっとりした個体が多く、活発に泳ぎ回っていたというイメージがあまりありませんが、それでも、「あ、今寝てるのかも」と思うことはあったので、飼い主さんからするとなんとなくわかるものなのかもしれませんね。

Follow me!