金魚は人になつくのか?なつく金魚の育て方が知りたい!

皆さんは金魚を飼ったことがあるでしょうか。日本では、お祭りの際に金魚すくいの夜店がでているのは定番なので、飼ったことがないにしろ、金魚を目にしたことはあると思います。

 

企業や店舗などで、金魚の水槽を飾ってあることも多いですよね。

 

涼やかで美しい金魚ですが、フナの一種が突然変異し赤くなったものを、人の手で品種改良し、今のような金魚になったそうです。

 

金魚、といったら、どんな形のものを想像されるでしょう。出目金だったり、ランチュウだったり、それでこそ金魚すくいのメジャー選手である和金だったり。金魚にも色々種類があります。

 

そんな金魚ですが、なんと、人になつくというのです。

 

池に泳いでる鯉などにエサをやろうと近寄ると、たくさん寄ってきますよね。筆者が飼っていた金魚も、エサをやろうとすると寄ってきてました。

 

しかしそれは、「なついてる」という感覚ではなく、エサの匂いにでも釣られてるのかなーと思っていました。

 

それがどうやら、金魚を含む魚は、意外と(?)賢く、筆者の想像以上の記憶力や知能があるようなのです。

 

金魚(魚)の知能

 

まず、金魚(魚)は、「人の顔を覚える」と近年の研究によりわかったそうです。顔認識の脳の領域をもち、個々のヒトなどの顔を識別できると。

 

魚は視覚が劣ってる生き物の部類にはいるはずなのに、どのようにして認識しているのでしょうね。

 

ただ、やはり、色んな記事を読んでみましたが、犬や猫といった生き物とは違い、エサにつながる存在、という認識のようです。

 

ヒトの顔を覚えて寄ってきているのではないか、という説もありますが、視力がよくない、ということを考えると、音で認識しているのではないか、とも考えられます。

 

金魚をなつかせる方法

 

これまでにあげてきた金魚の知能、位置や時間の認識、人というエサをくれる存在の認識ができる、などを考えると、金魚(魚)を人になつかせる方法というのは、いたって簡単なことなのではないかと思いました。

 

なつかせようと意識せずとも、一般的な飼い方で飼い主さんが金魚を育てていれば、金魚はおのずと学習していく、ということですね。

 

金魚に与えるエサの量や回数は、季節や水温によってかわってきますが、なるべく決まった時間にあげるようにしてみてはいかがでしょうか。

 

筆者が飼っていた金魚は、エサが欲しくなると、そわそわしだして、エサくれアピールをしていましたが、それも、見方によれば、なついていた、ということになるのかもしれませんね。

 

注意してほしいこと

 

金魚は思いのほか、大きく育ちます。サイズの小さいものでも、10㎝ほど、大きいものであれば、30~50㎝、はたまたそれ以上のサイズになる種類もいます。

 

寄ってくるのがかわいい、なついてほしい、という気持ちはよくわかりますし、たとえエサ目当てでも寄って来てくれると、「お、なついてるのかなー」と、嬉しいものです。

 

しかし、前述したとおり、金魚は大きく育ってしまう種類もあるので、飼われてる金魚の種類や、大きくなった場合、飼育に適したサイズの水槽を用意できるかなどもきちんと考えて、エサの量は調節してください。

 

また、食べきれないほどのエサを与えてしまうと、水質悪化の原因になり、水質が悪化すると、金魚が病気になる原因にもなります。

 

さいごに

 

筆者の経験上、金魚はわりと病気にもかかりやすいですし、デリケートで、飼育が簡単だとは思ったことはありませんでした。

 

それでも金魚の飼育が与えてくれる癒し効果はじゅうぶんに、かかる世話の手間よりも価値のあるものだったと思います。

 

金魚がなつく、となれば、なおさらですよね。

 

水槽の中をキレイな水草でレイアウトしてみたり、金魚の飼育の方法、楽しみ方は色々です。

 

基礎知識を身に着けた上で適切に、飼育してあげてくださいね。

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