だしを取った後の昆布にも栄養あり!使い道色々!
皆さんは、だしを取った後の昆布はどうしていますか?捨てていますか?それとも使っていますか?
もしも捨てているのなら勿体ないですよ。私も料理を始めたばかりの頃は、使い道が良く分からずに捨てていました。
でもだしを取った後の昆布に沢山の栄養が残っている事や、使い道を知ってからは、だしを取った後の昆布も美味しくいただく様になりました。
そこで今回は、健康にも美容にも良いだしを取った後の昆布の使い道について書いていこうと思います。
だしを取った後の昆布
*だしを取った後の昆布にはどんな栄養が残っているのか?
だしを取った後の昆布に残っている栄養素は、
・アルギン酸(高血圧の予防・コレステロール値の上昇を抑えるなど)
・マグネシウム(中性脂肪を減らす・血糖値を下げるなど)
・ヨード(ヨウ素)(脂肪燃焼・育毛・美肌など)
・カリウム(血液の流れを良くする)などです。
*だしを取った後の昆布の保存方法は?
冷蔵 ラップでピッチリ包んで3日くらいもつ
冷凍(使いやすい大きさに切っておく)1か月くらいもつ
干して乾燥(ふりかけなどに使う用)
だしを取った後の昆布をそのまま食べても美味しくない理由
*だしを取った後の昆布はどんな状態か
元々だし用の昆布は、そのまま食べる昆布に比べて肉厚で少し硬めです。さらにだしを取った後の昆布は、細胞が水を含んで膨らんだ状態の為、食感がぼそぼそしています。
この状態を解消するには酢をかける事です。酢をかけると昆布の細胞が水分を排出して細胞が引き締まるので歯ごたえが良くなり美味しく食べる事が出来るようになります。
だしを取った後の昆布の使い道
*だしがら昆布使い道
・酢昆布
三杯酢にだしを取った後の昆布を千切りにして一晩漬けこんで完成
お好みで梅干しやハチミツをプラスするのもオススメ。
・佃煮
フライパンに千切りにした昆布を入れ、ごま油で炒めしんなりしたらみりん・醤油を1:1と酢少々を入れて炒め、最後に鰹節を入れて出来上がり
・炊き込みご飯
炊き込みご飯を作る時に細かく刻んで、他の具と一緒に入れて炊く
・ふりかけ
★乾燥タイプ
昆布を小さく切って乾燥させ、フードプロセッサーで細かくし、炒った鰹節(電子レンジで乾燥する時は皿にキッチンペーパーをひき、鰹節をのせてラップ無しで様子をみながら加熱)と合わせて再度細かくする。お好みで塩・ゴマ・青のり・七味などと混ぜて完成
★しっとりタイプ
昆布(そのまま細長く切る)・鰹節・ゴマ・じゃこ・青のりなど好みの材料に醤油・酒・みりんをフライパンに入れて炒めて出来上がり(ショウガ・七味唐辛子などお好みでプラスしても美味しくなります)
・豆と昆布を煮る
大豆水煮缶とだしを取った後の昆布と醤油・みりん・砂糖と一緒に煮て完成
勿論、大豆を一晩水に戻して圧力鍋で3~5分目安で作ってもOK!
・唐揚げ
小麦粉をまぶして野菜を揚げるくらいの温度でかりかりに揚げて塩を振って完成
・レンジ昆布
適当な大きさに切った、だしを取った後の昆布にみりんをぬってゴマをふり、レンジで様子をみつつ加熱。パリっとしたら完成。お好みで塩を振っても良いです。
・ナムル
だしを取った後の昆布をごま油で炒め、醤油・ショウガ(絞り汁又は擦りおろし)で好みの味にし、塩少々を振って出来上がり
まとめ
だしを取った後の昆布の使い道は、本当に沢山ありますよね。自分に合ったレシピを探して試してみてはいかがでしょうか。
今まであまり使っていなかったと言う方にも、だしを取った後の昆布の健康効果も期待できそうなので、今まで以上に積極的に利用してみて頂ければ良いなと思います。
その上ダイエットにも良いのなら捨てる手はないですよね。
だしを取った後の昆布、すぐに調理出来なくても冷蔵や冷凍保存をしておけば時間のある時に使えるので、美味しく食べて家族皆と自分自身の美容と健康を手に入れましょう!