今どきの切り干し大根は煮物っていうのが常識ではないのです!

切り干し大根って醤油で炊くことはごく一般的ですが、これを煮物以外で食べたことってありますか?惣菜コーナーでも、お店でも大体は醤油で炊いたものなので、それ以外の味付けはご家庭で作られるオリジナルになると思います。

 

今私が切り干し大根でお勧めできる商品は漬物だと思っています。

そもそも大根なので、漬物と言えば沢庵のイメージがあると思いますが、切り干し大根で作ると食感も味も面白くなります。では早速、作り方をご紹介していきましょう!

 

切り干し大根の漬物

材料

切り干し大根    乾物で50g

人参            30g

細切り昆布         5g

輪切り唐辛子        3切

A

穀物酢          100cc

砂糖           100g

薄口醤油         100cc

 

作り方

  • 切り干し大根は水で戻し、充分に水気を切る。
  • 人参はマッチ棒にカットし、塩もみして柔らかくする。
    • 塩もみ後は水で洗い流し、水気を切る。
  • 細切り昆布は一度水で洗い水気を切っておく。
  • ボールに穀物酢と砂糖は対々で割り、薄口醤油はお好みの濃さに調整する。
    • 上記のレシピはあくまで目安です。
  • 後は具材をAに入れて混ぜればとりあえず完成。
    • 但し、具材に浸み込むまで多少時間がかかる為、できれば2~3日は漬け込んで召し上がった方がいいと思います。
    • 仮に細切り昆布が無かったら、出し昆布をはさみでチョキチョキしてもらえればOKです!

 

非常に簡単で美味しいし経済的にもやさしいし日持ちもするといった何拍子も揃っている一品なので是非一度作っていただきたいです。

 

切り干し大根は皆さまもご存知の通り、乾物なので栄養も旨味も凝縮されています。わざわざ手に取って調理される方も少ないかもしれませんが、切り干し大根の使い勝手やレパートリーが増えれば購入する機会も増えるのではないでしょうか?

 

先程は漬物の紹介をしましたが、他に応用できるレパートリーも紹介します。但し、正規のレシピではなく、この料理のこのアイテムに切り干し大根で代用もできますよ!という見解でみてください。

マヨネーズを使用したスパゲッティサラダ

通常のスパゲッティサラダの食感、かさ増しという感覚で使用します。量はパスタ使用量の半量くらいで、単独でボイルし多少柔らかくなった状態で打ち上げて、流水で冷まし、絞って水気を切ってからサラダに加えるだけです。

アクセントを付けたかったら、切り干し大根だけガーリックオイルやレモン汁を浸み込ませたりしてみてください。

 

ステーキやハンバーグなどの付け合せ

お肉の下でも、付け合せでもどちらでも構いません。味付けはケチャップ、ウスターソース、濃口醤油、砂糖、味醂の1:1:0.3:0.5:0.5くらいの比率です。

砂糖、味醂を煮切り、詰めてから醤油、ケチャップ、ウスターソースを加え少し煮詰めた後にボイルして水を切った切り干し大根を加え仕上げます。お肉の下に敷くなら、フライパンで切り干し大根を少し炒めて上記のソースで絡めてください。

 

金平仕立て

通常の金平レシピ(醤油、味醂、料理酒、砂糖、唐辛子 1:0.5:0.2:0.5と少々)くらいの比率です。

唐辛子を油で軽く炒め料理酒でコゲを止め砂糖、味醂を加え煮切ります。

とろみが出てきたら醤油を加え一煮立ちさせます。

ボイルして水気を切った切り干し大根を加え軽く炒めて完成です。

いり胡麻と胡麻油、あれば青身を少々加え盛り付けます。

 

上記の応用品も美味しいのですが、あくまで代用などの感覚でいてください。本命は冒頭でもお伝えしました漬物は本当におススメですから、これは是が非でも試していただきたいです。

漬物のジャンルでいうとべったら漬けが一番近いかもしれません。作りたての時や初めて食べる時は若干固いと思われるかもしれませんが、その食感もやみつきになります。一番の食べ時は2~3日漬け込んだ後が良いと思われます。日持ちに関しても、酢等が入っているので1週間は安心して食することは出来ます。勿論冷蔵保存でお願いします。

上記のレシピも完全ではありませんので、ご自身でアレンジで薄口醤油を濃口醤油に変更しても構いませんし、穀物酢を米酢やだいだい、カボスなどの柑橘系にしてもより一層、美味しくなると思われます。

 

まとめ

切り干し大根をなかなか購入する機会が無かった方々へ!この機会に煮物にしても色んなオリジナルにしても美味しい切り干し大根の発見をお楽しみください。

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