素敵な花束を贈ろう!歓送迎会におすすめの花とは?
誕生日、記念日、送別…お花を贈る機会って、意外と多いですよね。
特に生花は、人にパワーをくれると言われていますし、きれいにラッピングされた花束は写真映えも抜群!!
様々なシーンで、お花のプレゼントは多くの人を笑顔にしてくれます。
ところがいざ花屋さんに足を運ぶと、お花を選ぶのって、意外と難しい…。
そう感じたことがある方も多いかもしれません。
しかし、大事な方への贈り物ですから、せっかくならとびきり素敵なものを贈りたいですよね!
そんな皆様に、素敵なお花選びのコツについて、ご紹介いたします♡
まずは店員さんに相談してみよう!
花屋さんに到着したら、まずは店員さんに相談してみましょう。
このとき、
・用途
・贈る方の性別・年代
・予算
・もし決まっていればざっくりなイメージ(色など)
を伝えるとスムーズです。
また、“こんなかんじにしたい”という画像や写真があれば、持参するとイメージが伝わりやすいですよ。
お花を選ぶにあたって難しいと感じる原因は、おそらく、実際にお花を見ながら選んでいると、頭の中に浮かんでいたイメージの“軸”がズレてきてしまうことです。
“こんなかんじにしたい”と、せっかくイメージして来たのに、実際に並んでいるお花を眺めていると、“このお花もかわいいな”、“こんなのも素敵かも”、なんて、つい目移りしてしまいますよね。
すると、“なんかイメージと違う…”、“組み合わせがおかしくなってきた…”という事態が発生してしまうのです。
そんなとき、一番おすすめのオーダー方法は、最低限の要望を伝えて、あとは店員さんにおまかせすることです。
例えば、「母の誕生日プレゼントで、予算3000円くらいで考えているのですが、おすすめありますか?」と聞けば、お母様の年代に合わせたおすすめの花や色を提案してくれますし、
「彼女との記念日で、予算5000円なのですが、赤いバラを入れて全体的に可愛い感じでおまかせできますか?」と注文すれば、赤いバラに似合うお花や組み合わせを提案してくれます。
予算やボリュームを意識しながら、自分で全てのお花を選ぶことはなかなか難しいものですが、店員さんのプロの意見が加われば、本来の“軸”がズレることなく、イメージに近い花束をオーダーすることができますよ。
ちなみに、花屋さんは母の日や年末、そして歓送迎会が多い年度末は繁忙期になります。
予約が立て込むと、店内にお客さんが少なくても、花束やアレンジメントの制作に追われていることがあります。
スムーズに受け取りたい場合や、複数の花束を購入する際は、事前に予約するか、前もって電話で相談しておくことをおすすめします。
歓送迎会におすすめの花とは?
歓送迎会でお花を贈る際、どんなものを選ぶといいのでしょう?
実際に花屋に勤めている私がおすすめするのは、こんなお花です!!
①好きな色
贈る方の好きな色の花束です。
好きな色がわからない場合は、その方のイメージカラーでも素敵ですよ。
歓送迎会はみんなで写真を撮ることが多いので、写真映えも考えると、基本的にはなるべく明るい色がおすすめです。(どうしてもイメージがわかない場合は、女性ならピンク系、男性なら黄色・オレンジ系が人気なので参考にしてみてください。)
ただし、中には花束を作る上で難しい色もあるので注意が必要です。
例えば、「白」の花束は、組み合わせによってはお供えのイメージが強くなってしまいます。
特に花もラッピングも全て白で統一してしまうと危険。
この場合、ラッピングの紙を、ブラウンやモスグリーンにすることで、白を際立たせ、ナチュラル系の花束にすることができます。
また、意外と難しいのが「ブルー系」の花束。
実は“青”の遺伝子を持つお花って、意外と少ないのです。
入荷状況によっては、青いお花が店頭に並んでないこともあります。
この場合、例えばお花は黄色系、ラッピングをブルー系で包むなど工夫することで、青いお花を使わなくても、ブルーの印象を取り入れた花束を作ることが可能です。
同じ色でも、組み合わせや、濃淡でも印象が違ってきますから、店員さんに相談しながら、お気に入りの色味を探してみてくださいね。
②好きな花
贈る方の好きな花を入れた花束です。
こちらも、好きなお花がわからない場合は、その方のイメージのお花でも素敵ですよ。
例えば、ふんわり優しい印象の方なら、ガーベラやカーネーションなど、丸みのあるシルエットのお花、またはカスミソウやスイートピーなど、ふわふわしたお花を入れると可愛い印象の花束になります。
逆に、大人っぽい印象の方なら、カラーやアンスリウムなど、直線的なシルエットのお花を多く入れると、シックで上品なイメージの花束になります。
いずれもざっくりとしたイメージを店員さんに伝えれば、店頭に並ぶお花をつかって色々提案してくれますよ。
また、贈る方に趣味があるなら、その趣味を意識した花束も特別感が出て素敵です。
例えばフラダンスを習っている方なら、南国のお花を多く入れた花束がおすすめ。
生け花が趣味の方なら、自宅に持ち帰ったあとに自身で生けて楽しめるように、和風のお花を多く入れてもいいでしょう。
趣味はその方の個性ですから、“その方を想って選んだ”という気持ちが伝わりやすくなります。
自分だけの特別な贈り物になりますから、喜んでくれる方が多いですよ。
ただし、バラやカーネーションなど、多くのお花は温室栽培によって通年店頭に並んでいますが、中には季節によって仕入れが困難なお花もあるので注意しましょう。
どうしても使いたいお花がある場合は、仕入れが可能か、事前に電話で相談してみるといいでしょう。
③季節の花
季節の花を取り入れた花束も人気です。
例えば、春ならチューリップやスイートピー、夏ならひまわりや紫陽花、秋ならリンドウやワレモコウ、冬ならアマリリスやコットンなど。
集合写真を撮ったときに季節感が出ますし、特に定年退職のお祝いの場合は、その方の誕生日が近い場合が多いので、より特別感を出すことができます。
また、色味で季節感を出すのも素敵です。
例えば、春ならピンクや黄色などのパステルカラー、夏なら水色や紫などの寒色、秋ならオレンジやボルドーなど深みのある色、冬なら赤と白でクリスマスを意識した色合いなどです。
また、季節のお花と言っても、お店によっては、客層の違いなどから、仕入れるお花の種類の幅が異なることがあります。
日頃から、自分の好みのイメージに近いお花屋さんを探しておくといいですよ。
まとめ
一見お花を選ぶことはとても難しいように思えますが、少しコツを掴めばとても楽しい時間になります。
お花にはそれぞれの良さがあり、どれも綺麗で目移りしてしまいますが、まずは自分のイメージをある程度固めて選んでみましょう。
最初は店員さんに相談しつつ、店員さんのおすすめを取り入れてみるといいですよ。
また、どんなプレゼントでも、人の気持ちが込められたものは、貰うととても嬉しいものです。
気持ちを込めて選んだ花束には、人を幸せにする力が宿ります。
気持ちのこもった、世界にたったひとつだけの素敵な花束をつくってみてくださいね!