フクロウを飼うときに飼いやすい種類や生体について。
フクロウといえば、芸人「(元)ほっしゃん」で知られる星田英利さんが、生き物がお好きとのことで、リスザルやフクロウなどの珍しいペットを飼育している、いた、とのエピソードを聞いたことがあります。
フクロウは鋭い爪とくちばしを持った、タカやワシなどと同じ「猛禽類」の一種ですが、近年では、フクロウカフェなどがオープンしたりと、わりと身近な存在になってきています。
といっても、フクロウは基本的に高額で飼育も簡単ではないため、飼いたいなーと思ったとしても、衝動で飼えるような生き物ではないとは思いますが・・・。
今回はそんなフクロウの飼い方や、飼いやすい種類、生体などについて調べていきたいと思います。
フクロウの生体
まずフクロウは、野生。肉食。夜行性。です。
そして、フクロウはいわゆる、「ペット」ではないです。という言い方をすると語弊があるかもしれませんが、ペットセラピーやらファミリーアニマル、コンパニオンアニマルといったものではなく、本来は野生で暮らしています。
そのため、フクロウカフェや、ふれあい動物園などにいるフクロウと同じような、「人間になつきやすい、ふれあえる」というようなイメージや、期待はいったんおいとくのがいいかと思います。
当たり前ですが、エサは、もちろん、「肉」です。
専門のショップには売ってるかもしれませんが、小動物や、エサにする肉を、飼い主さんが作る(食べやすく処置する)ようです。
夜行性でもあり、温度管理はどの動物でもある程度は必要になるので、必須として、飼育スペースもそこそこ必要になります。
後の項目でも書きますが、フクロウにも、小型、中型、大型とサイズに幅がありますので、本気でフクロウの飼育を考えてらっしゃる方は、専門店や、もっと専門的な記事で、基礎知識をお調べになってくださいね。
フクロウの種類
【アフリカオオコノハズク】
体長:19~24㎝
寿命:15年ほど
ポイント:ペットとして飼育されることが多い種類だそうで、体が小さく、見た目のかわいさだそうです。
【シロフクロウ】
体長:66~72㎝
寿命:25年ほど
ポイント:ハリーポッターの主人公である、ハリ―のペットのフクロウがこの種類だそうです。北極圏で生息するらしく、まれに、北海道に渡り鳥として来ることもあるそうです。
【メンフクロウ】
体長:35~40㎝
寿命:10~15年ほど
ポイント:比較的人に慣れやすく、フクロウの中では飼いやすい種類だと言われています。人間の生活圏に巣を作って生活していることが多いのが理由とされてます。真っ白な顔に真っ黒な黒目、茶色の羽がお洒落。
【モリフクロウ】
体長:37~43㎝
寿命:15~20年ほど
ポイント:愛嬌のある顔をしているモリフクロウの特徴は頭が大きくて全体的にずんぐりとしているところで、性格もおっとりしていて大人しく、比較的人に慣れやすいとのことです。
【コキンメフクロウ】
体長:19~23㎝
寿命:15年ほど
ポイント:サイズがとても小さいのと見た目のかわいらしさが人気のようですが、鳴き声は大きいそうで、猛禽類初心者の方にはおすすめはできないそう。
【アナホリフクロウ】
体長:19~28㎝
寿命:13年ほど
ポイント:その名のとおり地面に掘った巣穴(じぶんでは掘らない)に住み、虫、トカゲを主食としているそうです。フクロウ愛好家の中には熱狂的なファンがいるそうですが、カナダやメキシコなどでは絶滅が危惧されているとのことです。
などなど、まだまだ色々な種類のフクロウがいるので、調べてみてくださいね。
さいごに
フクロウだけにかぎらず、ペットにする動物には、適切な飼育方法や、飼育環境があります。
ペットとして身近な動物であれば、情報も多いでしょうし、「ペット」として普及してるわけですから、ペットとして飼いやすい種類であるわけです。
今回のフクロウに関しましては、野生としての存在感が大きいわけですから、注意することや、管理もむずかしいものになる可能性は多いにあります。
フクロウが飼いたいなーと思ったら、飼育環境などが用意できるか、など、ペットショップなどに相談してみてくださいね。