「フェレットがなつかないはガセ!?なつかないといわれる理由やフェレットをなつかせる方法とは」
フェレットがなつかない、という記事を目にすることがありますが、筆者の認識では、「フェレットはなつく」です。
フェレットは飼い主とコミニュケーションをとるのも大好きで、与えてもらったじぶんの名前を覚えることができたり、人間の言葉を理解できると書かれている記事もあります。
一説によれば、ネコよりも人になつく、という話もあります。(信頼関係を築けるまでの時間はまた別の話かも)
犬のように従順ななつきかた、といったものよりは、ネコに近いような気がします。遊び好き、コミニュケーション好き、などを考えると、犬とネコの中間くらいですかね? あくまで筆者の思うところですが。
フェレットがなつきにくいとされてる理由
イタチ科に属してるという理由から被捕食(エサになる側)としての生活をしているので・・・といった記載をしてるものもありますが、野生のものを捕まえてくるのならいざしらず、ペットとして改良をされてきた、ましてや、ペットショップやブリーダーさんからお迎えしたフェレットが、人間に対して、強い警戒心を持ち、なつきにくい、とは筆者は少し考えにくいのではないかと思います。。
もちろん、どの子にも個体差というものはあるので、中には警戒心の強く、なかなかなついてくれない子もいることでしょう。
筆者がお迎えした子も、一度、別の家庭にお迎えされたものの、残念なことに帰されてしまった、という子がいました。
過ごした時間が一番長いこともあり、筆者にはなついていたように思います。相性もあるのかもしれませんね。
フェレットをなつかせる方法
どのような小動物、生き物でも言われることかもしれませんが、急激な環境の変化や、見慣れない人間にストレスを感じます。これは人間でも同じですね。
ですので、ペットショップなどからお迎えしてからの数日は、環境にフェレットが慣れるまで、必要以上にかまうことをせず、最低限のお世話だけにしましょう。
フェレットは、毎日運動をさせてあげないといけない生き物でもありますので、環境になれてきたら、名前などをよびながら、スキンシップをとるようにしていきましょう。
筆者の経験談ですが、なついても、噛みます。
警戒してるのか、恐怖や不快感を感じて攻撃的になっているのかは、飼い主さんがフェレットに対して行ったこと、無理に抱こうとしたのではないか、など、ストレス行動ととれるようなものが見られた場合には、注意するようにしてあげてください。
フェレットのしつけについて
フェレットは人になつくほどにかしこく、学習能力も高いです。せっかくなついてくれたフェレットが、おいたをすることが多いと、飼い主さんの気持ちも少し落ちてしまいますよね。世話が大変になる、ということで、ストレスを感じて、フェレットと良い関係を作れなくなってしまう原因になることになるかもしれません。
フェレットはたいていトイレを覚えてくれますので、トイレのしつけはぜひ行ってください。
ケージの隅にトイレを設置すれば、トイレとして定位置になる可能性が高いです。ただ、気に入る隅、があるようなので、フェレットの様子を見ながら、もしくは、全隅で試してみるのもいいかもしれませんね。
前項で筆者の考えは述べましたので、噛み癖の矯正については、飼い主に落ち度がない場合は、フェレットの噛み癖の度が過ぎたときに、言葉で根気強く注意するくらいしかないのではないかと思います。それでもたぶん、噛みます。(たぶん個体差にもよります)
さいごに
フェレットは飼い主になつく・なつきやすい生き物として、筆者は書いてきました。それでもやはり、個体差や、飼い主さんとの相性や、様々な要因で、飼い主さんの希望通りの関係になれない場合もあるかと思います。
「思ってたのと違った」そうならないためにも、フェレットをお迎えする前には基礎的な知識や、可能であれば、お迎えするフェレットとの相性を確かめられるようなサービスを受けられるかなども、ショップに事前に確認しておくことをおすすめします。
フェレットによって性格も違いますので、こういう子がいい!といったような相談にのってくれる店員さんやブリーダーさんがおられるショップもあるかと思います。
素敵な出会いがあるよう、祈っております。