うさぎのジャンプはどんなサイン?ジャンプしているうさぎの気持ち

巷ではよく、“無表情”“何も考えていなさそう”なんて思われているうさぎ。

しかし、それは大きな間違いであることを、もっと知ってもらいたい!!

うさぎって本当は、すごく感情豊かで、言葉以上に私たちに色んなことを語りかけてくれているんですよ。

「遊ぼう!」って、お鼻でチュンチュンつついてきたり。

「撫でて♡」って、上目使いで頭を低くして見つめてきたり。

家族に元気がない時は、その人の体の周りをグルグル走り回って、励ましてくれたりもするんですよ。

今回は、そんなうさぎの感情表現の一つ、ジャンプについてお話いたします!

 

うさぎがジャンプする時ってどんな時?

ぴょんぴょん飛び跳ねているイメージが強いうさぎ。

そのイメージ通り、普段走りまわっている姿も、ワンちゃんやネコちゃんとは少し違い、常に飛び跳ねているように見えます。

しかし!!走りまわっている時の“ぴょんぴょん”なんてものとは比べものにならないくらい、

ピョーン!!!↑↑↑と高く大ジャンプする時があります。

手のひらに乗るくらいの小さな子ウサギでさえ、ケージに頭をぶつけてしまいそうな高さのジャンプを披露してくれますから、うさぎをお迎えしたばかりの方や、初めて見る方は、結構びっくりしますよ。(笑)

そんな“大ジャンプ”している時のうさぎの気持ちって、多くはずばり、こんな気持ちです。

 

「超楽し〜い!!」楽しくてテンションが上がっている

楽しくて楽しくて興奮気味の時、うさぎはよく大ジャンプをします。

むしろ大ジャンプする時のほとんどが、楽しくて興奮している時だと言えるでしょう。

例えばうちのうさちゃん(ネザーランドドワーフ、♀)は、1日に一度、ケージからお部屋の中でお散歩させるのですが(通称部屋んぽ)、

ケージの扉をあけた瞬間、勢いよく飛び出し、ソファーの周りをグルグル走りまわりながら、まるで自分が何周走っているのかカウントしているかのように、決まった場所で大ジャンプを見せてくれます。

部屋んぽの時間が近づくと、毎日お利口にケージの扉の前でお座りして待っていますから、扉が開く瞬間は、きっと念願叶った最高の瞬間なんでしょうね。

うさぎの飼い方や育て方の本には、大体、大ジャンプは楽しい時・興奮している時にみられる行為だと書いてありますが、前もってそんな知識を持ち合わせていなくても、「すごく楽しいんだなあ」とわかるくらい、楽しそうにジャンプしてくれますよ。

そして見ていておもしろいのが、その大ジャンプにはいくつか種類があるのです。

 

体をひねって大ジャンプ!!通称三日月跳び

大ジャンプをする際、体を斜めに捻りながら跳ぶことがあります。

その姿がまるで三日月のような形なので、我が家では通称“三日月跳び”と呼んでいます。

三日月跳びを披露してくれる時は、「楽し〜い!」という声が聞こえてきそうなほど、テンションアゲアゲな時です。

その姿を見ていると、どんなに落ち込んでいる日でも、こちらまで楽い気持ちになってきますよ。

しかし、避妊手術後少しずつおデブさんになってきている我が家のうさちゃんは、最近三日月跳びを見せてくれません。

人間と同様に、体が重くなってくると、動きを加えたジャンプはなかなかハードなのでしょうね。

 

急にピョーン!!垂直跳び

大ジャンプの種類の一つに、その場で急に高く跳び上がることがあります。

我が家では、そのまま“垂直跳び”と呼んでいます。

垂直跳びは、比較的、突発的な嬉しいことが起きた時などに見せてくれます。

例えば、部屋んぽ中リラックスしている時に、急におやつを出してあげた時。(我が家のうさちゃんは、おやつの袋を手に取った音で気付くので、音がした時点で飛び跳ねます。)

また、部屋んぽ中に主人が帰ってきた時や、私が一度部屋を出て戻ってきた時にも、垂直跳びをして全速力で駆け寄ってきてくれたりします。

うさちゃんのそんな行動を目の当たりにすると、自分がこの子にとって“傍にいて喜んで貰える存在なんだ”ということが感じられて、家族になってもう何年もたっている現在でも、いまだにキュンキュンときめいてしまいます。

 

頭をブンブン!!ブンブン跳び

頭をブンブン振りながらの垂直跳び!大ジャンプには、そんな合わせ技もあります。

この技を繰り出す場面は、意外にも比較的多いです。

うさぎの楽しいときの行動では、ジャンプと同様に、頭をふる行為もよく見られます。

大ジャンプしながら頭ブンブンを繰り出すこともあれば、ちょっとジャンプしながら頭を振る、走りながら頭ブンブンをしていることもあります。

注意しなければいけないのが、このとき、テンションアゲアゲなうさぎさんはたまに周りが見えていないことがあるということです!

我が家のうさちゃんは数回、自分がテーブルの下にいることを忘れて、“ゴッ!!”っと頭をぶつけて痛そうにしていたことがあります…。

楽しく遊んでいる姿は、私にとっても非常に嬉しい光景ではありますが、過保護な私は心配で仕方がありません。(笑)

 

まとめ

うさぎがジャンプする時は、嬉しい、楽しい、というような気持ちの表れであることが多いです。

うさぎは、本来自然界では捕食される生き物なので、声帯を持ちません。(声を出してしまうと、音で天敵に見つかってしまうリスクが高まりますからね。)

よって、犬や猫のように、鳴き声から感情を読み取ることはできません。

しかしそのぶん、仕草や行動で、私たちにたくさんのことを教えてくれているんですよ。

ジャンプという行動ひとつでも様々なパターンがあり、一緒に暮らす家族は少しずつうさぎの気持ちを感じ取れるようになってきます。

私も我が家の大事な家族が、これからも楽しくて嬉しくて、ぴょんぴょん跳ねまくる日々を過ごせるよう、目一杯愛情をかけて育てていこうと思います!

 

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