ハムスターの餌に生野菜?与えてよいものダメなもの!

ハムスターかわいいですね。小さなからだで口いっぱいに餌を頬張りながら食べる姿などはなんとも愛らしくてとても癒されます。家族としてお迎えしたからには1日でも元気で長生きしてほしいものです。

ハムスターの餌として市販されている専用のペレットはきちんと栄養バランスを計算して作られています。

栄養学的にはそれだけでもOKとされていますが、ハムスターは雑食性の動物です。

ペレットの他にも生野菜やおやつなどを適切に組み合わせて与えてあげることで飽きることを防いだり、水分やビタミンを効率よく摂取することができるというメリットがあります。

しかし、その際には注意点もありますので与えてよいもの、ダメなもの、おすすめのものを一緒に見ていきましょう。

 

ハムスターに与えてよいもの

生野菜として与えてよいものは、小松菜、チンゲンサイ、水菜、キャベツ

ニンジン、カボチャ、ブロッコリー、キュウリなど。

流水でよく洗って、水分を拭き取ってから与えましょう。

野菜は火を通すことで甘みが増します。その子の好みに合わせて、軽く湯通しして与えてあげても良いですね。

 

●ハムスターに与えてはダメなもの

反対に与えてはダメなものもあります。
ネギ、玉ねぎ、ニラ、セロリ、にんにくなどの刺激の強いものやアクの強いもの、
生の豆類、じゃがいもの皮や芽などです。

これらのものは中毒症状を引き起こし、嘔吐、下痢、貧血、呼吸困難など最悪の場合は命の危機にさらされる恐れもあります。

●ハムスターへの生野菜の与え方

ハムスターへの生野菜の与え方は、ペレットの量と同じくらいの量の数種類の生野菜を毎日与えましょう。1番大切なことは新鮮なものを与えるということです。

特に水分の多いキャベツなどの生野菜や、気温の高くなる季節は腐りやすくなるので餌の状態に気を配ってください。

よく観察して、その子の好みやペース、体調の変化を見ながら調節してあげるとよいでしょう。

また、食べやすい大きさにカットしてあげることも大切です。餌場からはみ出してしまうほど大きなものは、床材が濡れてしまったり、衛生面で不安がありますので注意しましょう。

 

●ハムスターに与える生野菜おすすめのもの

野菜には緑黄色野菜と淡色野菜があります。

緑黄色野菜は文字通り色鮮やかな野菜で、栄養価が高いです。
ニンジン、カボチャ、小松菜、ブロッコリーなどがあります。対して淡色野菜は水分が多く含まれている野菜ですが栄養価はあまり高くありません。
キャベツなどの野菜が淡色野菜になります。

 

ビタミン摂取を目的として考えると、緑黄色野菜を与えてあげるのがよいでしょう。おすすめのものはニンジン、ブロッコリー、小松菜です。
よく洗って水分を拭き取った野菜を生で与えるのが基本ですが、寒い季節などはレンジでチンしたり、軽く湯通ししてあげるのもよい方法です。熱を加えることで甘みが増すので好みもありますが、食いつきがよくなることもあります。

ハムスターは噛むのが大好きなので生野菜の葉っぱだけではなく、茎や芯など固い部分も与えてあげると喜びます。
固すぎて食べにくそうにしている場合はピーラーで薄く削ってから細くカットしてあげる、など工夫してあげるとよいですね。

カボチャ、さつまいもなどもよいですが、糖質が多いので種子類と同じく与えすぎると肥満の心配がありますので気をつけてください。

淡色野菜は水分が多く含まれているので、水分補給を目的と考えると与える量の目安になるでしょう。

ハムスターは野生ではヨーロッパからアジアの乾燥地帯に生息しているので、あまりたくさんの水分摂取を必要としません。
水分摂取過多になると下痢などの体調不良の原因にもつながりますので、与える分量に注意しましょう。

とはいえ、経験から言ってウチの子たちはキャベツが1番好きな野菜でした。
その子の好みに合わせて緑黄色野菜と淡色野菜を組み合わせてベストなバランスを見つけてあげてください。

まとめ

ここまでハムスターに与える生野菜の与えてよいもの、ダメなもの、おすすめのものを見てきました。
ハムスターは人間と比べるととても小さい生き物なので、農薬などの薬剤の影響もとても受けやすいです。大切なことは、新鮮で安全な生野菜をバランスよく与えてあげることです。

おすすめは栄養価の高いニンジン、小松菜などの緑黄色野菜を中心にキャベツなどの淡色野菜も好みに合わせてバランスよく与えてあげることです。

与えてはダメなものもありますので、食材はよく選んで、もしも迷ったり不安に思う時には与えるのをやめましょう。それでも野菜を与えてあげたいと考えるのならば、市販されているハムスター用のものを活用するのも1つの手だと思います。

皆さまのかわいい家族が1日でも元気で長生きできますように、飼い主さんの知識と愛情で守ってあげてくださいね。

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