見た目がかわいらしく、グッズやキャラクターなどに使われることが増えてきているハリネズミですが、ハリネズミの一般的なペットとしての認知度はまだまだ低く、情報量も少ないかと思います。

 

ということで、今回はハリネズミの生体の値段やハリネズミを飼う際にかかる初期費用、毎月にかかる飼育費用について調べていきたいと思います。

 

ハリネズミ（生体）の値段

 

まず、ハリネズミの生体の値段の違いは、購入するショップやブリーダー以前に、種類・カラーといったものがあります。

 

ブリーダーだけではなく、ハリネズミカフェでも購入が可能な店舗があるそうで、その場合、割高になるようですね。

 

比較的安く書かれている相場のものはショップのものだと考えられます。

 

種類やカラーの指定がない場合の相場として書かれているのは、以下の金額が多く、最高値のものはカラーが特殊であったり、ブリーダーやハリネズミカフェでの金額でしょう。

 

また、オスとメスでも少し金額がかわる場合もあるようです。

 

【生体相場】

・5000円～50000円

・15,000円～40,000円

・30000円未満

 

筆者がペットショップのホームページで調べたところ、税抜き価格で、14800円～33000円、ピグミーヘッジホッグという種類でした。

 

 

【スタンダードカラー（ソルト＆ペッパー）】

10000～20000円

 

【シナモン】

13000～25000円

 

【バイド】

20000～40000円

 

【アプリコット】

15000～23000円

 

【ホワイト】

18000～25000円

 

【アルビノ】

10000～20000円

 

【シニコット】

14000～26000円

 

以上に記載したカラー別の価格の違いですが、書かれている記事によっても違いますので、あくまで目安としてお考えください。

 

シナモン、スタンダードでは、5000円～というのも多かったです。

 

ハリネズミのお迎え準備にかかる費用

・ケージ　4000～10000円ほど

・回し車　2000～4000円ほど

・小屋　2000～4000円ほど

・床材　1000～2000円ほど

・給水ボトル　1000円まで

・エサ皿　食器でも代用可能、ピンキリ

・エサ　2000円前後

 

【あると便利】

 

・シーズン用品、暖房器具など　2000～5000円ほど

・温湿度時計　1000～3000円ほど

 

エサに関しては、総合フードのほかに、野菜や動物性たんぱく質（虫やワーム、肉）なども与えるようなので、そちらの金額もかかってくると思います。

 

ケージなどに関しては価格の幅がひろいので、コストを下げようと思えば、できないことはないでしょう。

 

しかし、カツカツの状態での初期投資では少し不安も残りますね。安いものには安いなりの理由があります。

 

安価なもので飼育を始めたものの、結果、別のものに買い替えないといけなくなった、なんてこともよくありますので、飼育用品の購入の際はよくチェックしてくださいね。

 

ハリネズミの毎月の飼育費用

 

毎月使用するものは、床材、エサ、冬であれば暖房器具、夏であれば空調管理などでしょうか。

 

エサ・床材だけであれば、1000～2000円ほどというのが多かったですが、室温の管理費、ペット保険にはいる場合などは、その金額もプラスされます。

 

エサ代などにしても、一般的に書かれている飼育費用より少し多めに見積もって考えておくと間違いないかと思います。

 

さいごに

 

飼育が簡単なわけでもなく、飼い主さんになれるまで時間がかかる、もしくは、個体によっては最後までなれることがないともいわれており、偏食な個体も多いようです。

 

ペットとのコミニュケーションを重視する方には向かないかもしれませんが、なついてくれたときの達成感や、人とは違うペットを飼ってみたい、色んな種類の動物を飼ってみたいという方など、一部ではペットとしての人気も高まりつつある、というのがペットとしてのハリネズミです。

 

たしかに可愛い動物ではありますが、世話が大変なことをきちんと理解して、大事にしてあげられるかどうか、費用以外のことも考えてお迎えするかどうか決めてあげてくださいね。