ご家庭に並ぶ定番レシピ「唐揚げ」。

ご飯のお供にも、お酒のおつまみにも合う万能な食べ物ですが皆さんはそんな唐揚げをつい「揚げすぎてしまった…何とかしたい！」と思ったり「また唐揚げなの？」と家族に言われてしまった、という場面に出くわしたことはありませんか？

私も、今まで唐揚げは唐揚げでしか食べることが出来ないと思って諦めていました。

再利用すれば食品ロスなども防げるため、残った唐揚げを使ったレシピを生み出すことはできないかを考えました。

そして今回は、残った唐揚げを別な調理方法で消費することが出来る活用レシピを考え、皆さんに紹介していきたいと思います。

 

唐揚げっていつからあるの？

「唐揚げ」とは、揚げ用油を使って料理されたものを言います。そのため、小麦や、片栗粉で揚げるのが一般的で鶏肉に限らず、魚介類でも唐揚げと呼ばれます。

唐揚げは中国から伝わったとされ、日本では昭和の戦後に養鶏場をたくさん作ろうと国が指示し、多くの養鶏場ができました。

そこで卵などの他にも、どのようにしたら美味しい鶏が作れるかを考えながら改良されていった結果、唐揚げが誕生したと言われています。

現在では、日常的に食べられている食材ですが戦後当時はとても貴重な食材とされていました。戦後に普及され始めたため、割と最近食べられるようになったとされています。

 

残った唐揚げを活用する！裏ワザ

 

☆酢豚風さっぱり唐揚げ

材料

・唐揚げ　５～６個程度

・玉ねぎ　半分

・にんじん　1/2個

・ピーマン　２個

・片栗粉　少々

※ケチャップ　大さじ1

※酢　大さじ1

※砂糖　大さじ1

※中華だし　小さじ1

 

作り方

• フライパンに油を適量入れます。
• ※の調味料を事前に混ぜておきます。
• 玉ねぎ、にんじん、ピーマン、唐揚げを一口サイズにカットし炒めます。
• 野菜に焦げ目が少し付いたら、一口サイズにカットした唐揚げを入れます。
• 水で溶いた片栗粉と※を加えて完成です！お疲れさまでした。

 

唐揚げの栄養素はどうなの？

唐揚げ１個あたりのカロリーは、約70kcalとされ、5～6個程食べると350kcal程度になります。通常は、唐揚げだけではなくご飯やサラダなどの食材も増えるためもっとカロリーは高くなります。

食べ過ぎは避けたいところですが、鶏肉に含まれるたんぱく質には、人間には生み出せない「必須アミノ酸」が含まれています。筋肉を発達させたり、髪の毛や内臓の働きを良くする機能があります。その他にも、身体に害を及ぼす活性酸素を減らしてくれ疲れた身体を回復させてくれる機能も備わっています。

 

唐揚げにちょっとひと工夫！

 

☆もも肉ではなくむね肉を使おう！

むね肉はカロリーが比較的低く、パサパサとした食感がありますが衣をつける直前に水をつけることでふっくらとやわらかい食感へと変わります。

食感も良く、カロリーも低めで一石二鳥の役割を果たしてくれてます！

 

☆衣には米粉を！

通常、唐揚げは片栗粉を使うことが多いですが、揚げた時にダマになりやすかったり、油を吸収しすぎてカロリーが高めになってしまうことがあります。

しかし、米粉で揚げてみると、油の吸収が少なく、ダマにならず、サクッと揚げることが出来ます。お試しあれ！

 

まとめ

今回は、残った唐揚げの活用レシピについてまとめてみました。唐揚げは、そのままおかずとして食べる分には丁度良い料理ですが、いざ余ってしまうと「どうやって消費しよう…」「早く食べないと…」となってしまいがちです。

今回ご紹介した「酢豚風さっぱり唐揚げ」は、私が小さいころからの大好物で母に教わりながら学びました。皆さんにもおすすめしたく、このレシピを紹介しました。

味もさっぱりとしていて食べやすいかと思います。また、日々時間に追われている主婦の方はもちろんのこと、お子さんと一緒に唐揚げを作ってみるのも良いかと思います。

ぜひ、参考にして頂けたら幸いです。