好きなお花で寄せ植えを作ろう!初心者でも安心☆おすすめの作り方やコツをご紹介!

「お花を育ててみたいけど、家に庭がないからできない…」なんて思っている方はいませんか?

また、「初心者で、あまり植物を育てる自信がない…」と思っている方もいるかもしれませんね。

そんな方々におすすめなのが、“少しの場所で”、“手軽に楽しめる”、“寄せ植え”です!

広い庭がなくても、特別な知識がなくても、少しのスペースと、基本的なコツさえ掴んでしまえば、あなたも“寄せ植え”で植物を身近に楽しむことができますよ。

今回は、そんな“寄せ植え”について、ご紹介させていただきます!

 

”寄せ植えって何?

簡単に説明すると、“寄せ植え”とは、数種類の植物の苗を、1つの容器に一緒に植えることです。

1つのプランターや鉢に、異なる種類の花を植えることで、見た目が華やかになりますし、自分の好きな花や植物を自由に組み合わせることができるので、世界でたった一つのオリジナルの作品を作ることができますよ。

 

基本的な寄せ植えの作り方

では早速、寄せ植えの基本的な作り方をご紹介いたします!

 

・用意するもの

 

・スコップ

・軍手

・鉢やプランター(例えば3つの苗を寄せ植えにしたい場合、その倍の個数の苗が入る大きさのものがおすすめ。高さは20センチ前後のものが使いやすい。)

・土(初心者の方は幅広い植物に使える「培養土」がおすすめ)

・軽石

・好きな花の苗

・ジョウロと水

 

軽石を入れる

軍手をし、身の回りの準備が整ったら、まずは鉢の底に軽石を入れます。

鉢の大きさや深さにもよりますが、だいたい鉢の5分の1程度敷き詰めると良いでしょう。

これによって、鉢の水はけがよくなります。

 

土を入れる

次に、土を入れます。

軽石が見えなくなるくらい入れたら、さらに5~10センチ程度足しましょう。

 

花の配置を決める

土を入れたら、ついに花の登場です!

まずは、どこにどの花を配置するか、実際に置いてみましょう。

ここでひとつ、注意していただきたいのが、“花と花の間に必ず充分な間隔を作る”ということです。

花同士を寄せすぎてしまうと、土の中でのびのびと根を張ることができなくなってしまいます。

花は根を張ることで株を強くし、成長していくので、充分に根を張れないと花の寿命が短くなってしまいます。

また、それぞれの花の根が絡み合い、養分を奪い合うことも。

それらを防ぐため、花と花の間には、花の苗1つぶんほどの間隔をあけるようにしましょう。

間隔が空いていると、最初は寂しく感じるかもしれませんが、少しずつ花が増えていくのでだんだんにぎやかになってきますよ。

 

花を植える

配置が決まったら、いよいよ花を植えていきます。

黒いプラスチックの容器に入っているものは、容器から出して植えます。

このとき、根を傷つけないように優しく扱いましょう。

先ほど決めた位置に置いたら、スコップを使って土を足し、苗を固定していきます。

ふんわり、優しくがコツです。

根が土に隠れ、株がしっかりと固定されたら完成です!

 

水をあげる

完成したら、水を与えます。

水やりのコツは、“乾いたら、たっぷりと”!!

これはほとんどの植物に共通するコツです。

毎日、少量の水を与えてしまうと、鉢の中から充分に水がはけないため、表面は乾いていても、根の周りがずっと水にさらされている可能性があります。

これは根腐れの原因になり得ます。

また、充分な水を与えることは、根の周りや、土の中の細菌を洗い流す効果もあります。

よって、水をあげるときは、鉢底から水が出てくるくらいたっぷりとあげましょう。

また、土が乾く日数は、場所や環境によって異なります。

感覚が掴めるまでは毎日チェックすると良いでしょう。

「水が足りなくて、枯れてしまわないかな…」と心配になってしまうと思いますが、水が多少足りないぶんには、水を与えればまた元気になります。

しかし、根腐れしてしまうと、残念ながらもう手遅れ。

“水のあげすぎ”には充分に注意しましょう。

 

寄植えを作る際のコツとは

寄植えは、基本的には自由です!

あなたの好きな花や植物で、自由に組み合わせて作ってよいのです。

しかし、せっかく心を込めて作るものですから、できれば長く楽しみたいですよね。

では、長く楽しむためのコツとはどんなものが挙げられるでしょう?

まず、作った寄せ植えをどこに飾りたいのか、事前に決めておきましょう。

日当たりの良い庭先なのか?

あまり日が当たらない室内なのか?

日差しを好む、耐寒性がある、湿度が高いほうが好き、などなど、花や植物によって好む環境が異なります。

よって、飾りたい場所の環境に適した花を選ぶと、管理がしやすく、花も元気に育つのでおすすめです。

苗を購入する際、花屋のスタッフにアドバイスしてもらってもいいですし、苗のタグに簡単な育て方が書いてあることも多いのでチェックしてみましょう。

また、同じ鉢に入れる花は、似た環境を好むものを選ぶといいでしょう。

そうすることで、日々のお手入れもしやすくなりますし、綺麗に咲いている期間が揃うので、植え替えのタイミングもつかみやすくなりますよ。

 

おしゃれな寄せ植えを作るためのワンポイントアドバイス

初心者だけど、おしゃれな寄せ植えを作ってみたい!と思う方も多いと思います。

そんな皆様のために、簡単におしゃれな寄せ植えを作る、ワンポイントアドバイスをお伝えいたします!

まず、色味の“ベースカラー”を揃えること。

色味には、“暖色”と“寒色”があり、さらにそれらは四季に当てはめられ、“スプリング”、“サマー”、“オータム”、“ウィンター”のカラーに分類することができます。

例えば、同じ“ピンク”でも、“暖色”と“寒色”では色味が異なります。

この“ベースカラー”を揃えることによって、寄せ植えされた花の色に統一感が生まれ、全体的に上品でおしゃれな印象になるのです。

また、寄せ植えの花を選ぶ際に、1種類だけ、アイビーやシュガーバインなどのグリーンを入れてみるのもおすすめです。

アイビーやシュガーバインはとても強い植物なので、どんな環境でも育ちやすく、寄せ植えに使いやすい植物です。

さらに、グリーンを入れることによって、花が引き立ち、寄せ植えに一気に高級感が出ます。

手軽に寄植えをおしゃれにすることができるので、気になった方はぜひ試してみてくださいね!

まとめ

手軽に楽しめる“寄せ植え”は、園芸初心者の方にもおすすめです。

一見難しそうに感じるかもしれませんが、コツさえ掴んでしまえば難しいことはありません。

また、「もっともっと手軽に楽しみたい!」という方は、大きめのカゴに、ビニールポットに入ったままの花の苗を、数種類入れるだけでも立派な“寄せ植え”になります!

その場合、根が張れないぶん、土に直接植えたものに比べると持ちは悪くなりますが、枯れたものから順番に、新しい苗と交換することができるので、より気軽に寄せ植えを楽しむことができるでしょう。

この機会に、あなたも寄せ植えに挑戦してみませんか?

 

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