気になる犬のクセ!おしゃぶりをする理由と対策は?
愛犬のどんなクセもかわいい!と思うのはどの飼い主さんも同じですよね。
人の場合だと「無くて七癖」なんて言って、誰にでもあるものとされるクセ。
「うちの子は普通よ」と思っていても、他のワンちゃんを飼っている人に聞くと、
意外と「え!変わってる!」なんて言われることもあるかもしれません。
どんな子にも、意外とクセってあるんです。
でも、「なんでそんなクセがあるのか?」「うちの子だけかしら?」
とふと疑問に思うこと、ありませんか?
今回はそんな飼い主さんの疑問を少しでも解決できるよう、
よく聞くクセについて調べてみました。
ワンちゃんのかわいいクセをより深く知って、さらに愛情を深めていただければ幸いです。
ワンちゃんのクセに多いのは「おしゃぶり」と「ふみふみ」
犬種にもよりけりですが、ワンちゃんのかわいいクセでよく聞くのは
「おしゃぶり」や「ふみふみ」です。
お宅のワンちゃんはどうですか?
「おしゃぶり」のクセには理由があった?
毛布やタオルをフミフミし、時には自分の手足をチュパチュパと吸う姿はとても可愛らしく、子犬に戻ったようですよね。
中にはチュパチュパとしながら眠ってしまう子もいるのではないでしょうか?
この「おしゃぶり」にはいくつか理由があるようですが、
多くの場合が「お母さんから離れる時期が早かったため」
もしくは「寂しさ」、「ストレス」などが原因と言われています。
他にも、「眠いとき」や「お母さんのお乳を吸っているのを思い出したとき」
などもあるようです。
確かに、人間の子どもも眠るときに指を吸う子や、タオルを口に入れる子などが居ますから、それと同じだと思うと頷けます。
一概には言えませんが、要するにスキンシップを求めていたり、甘えたかったり、
そういった気持が強いワンちゃんに多い傾向かもしれません。
お宅のワンちゃんには、心当たりはありませんか?
かわいいだけじゃないかも?意外とこわい「おしゃぶり」
ワンちゃんがチュパチュパと音を立ててタオルやブランケットを吸っている姿、
この世のものとは思えないくらいに愛くるしいですよね。
眠いんだろうな、と思いながらもついつい構ってしまいたくなります。
ちょっとだけ…と、つんつんつついてしまう!という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
でもこのおしゃぶり、気を付けないと厄介なことになる場合があります。
例えば、タオルなどを口にいれたまま眠ってしまう子。
そのままにしておくと酷いときは窒息、そこまでいかなくても誤飲して昇華されない異物が腸にたまる腸閉塞などになるおそれがあります。
「おしゃぶり」のクセ、対策は?
対策は、何かをくわえたまま眠ってしまう子は、眠ったらそっと取ってあげましょう。
そうすると意外とたくさんのタオルや毛布が口に入っていて、驚くかもしれません。
もし、ぎゅっとくわえていて離してくれないワンちゃんの場合は、
飲み込んでしまわないようなものをくわえるようなクセをつけるのも一案です。
最近は犬用のおしゃぶりもありますし、歯みがきおもちゃなど、繊維以外でおしゃぶりの代用ができるものを探して、それを与えてみましょう。
とにかく、ワンちゃんが繊維を食べてしまわないように、気を付けることが大切です。
まとめ
・ワンちゃんに多いクセは「おしゃぶり」や「ふみふみ」。
・おしゃぶりのクセは、甘えたい時や眠い時に表れがち。
・おしゃぶりをしすぎると繊維を誤飲して健康に害を及ぼすおそれも。
・繊維を飲み込みすぎる危険性のあるワンちゃんには、違うものでおしゃぶりをする対策を。
「おしゃぶり」のクセと言っても、ワンちゃんによって千差万別。
ちょっとタオルを舐めるくらいなら問題はないのですが、激しい場合は上記のような対策も必要です。
かわいい仕草ではあるのですが、やりすぎは禁物、限度があることを心得ておきましょう。
ただ「おしゃぶり」に限らず、ワンちゃん自らやご家族、ご自宅を傷つけてしまう困ったクセも中にはあります。
そういった場合は一人で悩まずに身近なワンコ友達や獣医さん、ペットサロンなどで相談しましょう。
ワンちゃんのクセをきちんと知って、幸せなワンちゃんとの生活を!